「ウチの爺ちゃん婆ちゃん農家だからね。
爺ちゃんは、体元気でぼけちゃってさ。
この間実家に行ってみたら、
婆ちゃんがキレててさ。
婆ちゃん畑で一生懸命草取りしていたのにさ。
後ろ振り返ってみたらその草を、
またちゃんと畑に植えていたんだって。
でさ、婆ちゃんキレまくっててさ。
で、家に上がってちょっと話してさ。
そろそろ帰ろうかと思って玄関にいったんだけど、
俺が履いてきた革靴が見当たらないんだよね。
そしたらさいつの間にか爺ちゃん
俺の革靴に泥詰めて、
何かの木を植えててさ。
しかもまだ買ったばかりの靴だったんでさ。
それにさ、ちゃあんと水まであげてあってさ。
参ったよ。」
聞いていた私たち、大笑いしちゃったけどね。
これが日常茶飯事なのだから、
大変な事よね。