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2018年12月3日月曜日

朝の100段

今日はなんか体がダルいから 
会社に着いたらエレベーターで行こうかな〜
っと思いながら、会社の入り口を入って行く。 

「おはようございます!
はい。階段はこちらですー」っと。 

もう2年も続けているので 
入口に居る警備員の方は
いつも階段へと誘導していってくれる。 

『・・・あ。はい。』

いいえ。と、言うのも面倒なので 
結局5階まで100段上って行く事になってしまう。  
 

以前、誰からか、
「毎朝の階段は足を強くする」っと 
言われてから、続けている。 

けれど、これといった 
効果も分からないでいる。 

いやっ。
ダルくても、
100段上っていく事が
出来るって事が、効果の現れ
なのかもしれない。 

明日も階段を上ろう

2018年12月2日日曜日

映画のシーンみたい

ステキな話だなって思う。

パパ「夫」は 
良い人たちに出会えている。 

良い話だなあっと本当に思う。 

パパも一般企業で 
産業マッサージ師として 
社員の健康増進の為、
社内の一室でマッサージをしていた。 

そこへ、会社内の陸上部の人達が
来てくれていた。 

お昼休み、みんなで 
近所を30分程走っていると言う。 

パパも走るんだ!っと言って
話していたら、
伴走をして貰える事になったとのこと。 

昼休みになると、
パパも着替えて靴を履いて
入り口で待っていると
10人足らずの人達がやって来て 
一緒におしゃべりしながら 
走ってくれているんだって。 

それが、長い間続いていた。 
 

駅伝シーズン。 

パパの会社でも 
支店対抗の駅伝大会が開かれた。 

わざわざパパの事も誘ってくれた。 

それも、メンバーの一員としてだ。 

最後はみんなで 
ビール飲んで楽しかったと言う。 
 

優しい人達が沢山いらしたんですね。 

映画にでもなりそうな話。

2018年11月30日金曜日

丁度今時分

私は絶対絶対に嫌だった。

犬なんて大キライだ。

ちっとも可愛いなんて思ったことさえ無い。 

かぞ1対4の戦いだ。

パパと子供たち3人は、
2女が拾ってきた仔犬を 
飼いたいと譲らない。 

家だって建てたばかりで 
ひっかかれたりしたくないし、 
犬臭くなるし、
誰がお掃除するの?
お散歩だって、今は連れていく!
っと言っているけれど 
そのうち飽きてしまって 
どうせ私が行くようになるのは 
分かりきっていること。

洗濯やら掃除
今だって手に余っているのに…

子犬は産まれたばかりで 
片手にのる程の小さな子犬だった。 

抱いているいるパパの腕の中から 
ほっそりした尻尾が短く垂れ下っている。 

顔はパパの脇の下の中に突っ込んでいる。 

「だれか拾って下さい。って 
3匹の子犬が段ボール箱に入っていたんだよ。 
1番可愛いのを抱っこしてきたんだよ。 
かわいそうだよ。」 

可哀相可哀相っと言ったら
みんな可哀相になっちゃうじゃないの!
 
あの日から
キャンディーは19年近くも
我が家の一員となった。 

どこの犬を触らせてもらっても 
ちっともかわいいとは思えず。 

小さないぬだって抱っこすらしたくない。 

だけれど 
キャンディーはもう可愛くてたまらなかった。 
しかも優しくてお利口だった。 

1人で泣いていたりすると 
涙をペロペロとなめて慰めてくれたし、
こちらが暇とみればタオルをくわえて来て 
綱引きをせがんだりしていたっけ

丁度今時分。
柴犬みたいなキャンディーがやってきた季節だ。 

2018年11月27日火曜日

盲人ならでは

ちょっと待って。 

先日の「oh my eyes」 
型機械を眼鏡につけたら 

自分で本が読めるからいいなっと
思ってはみたのだけれど。 

やっぱり不便かな?とも思う。 

実は盲人ならではの特権で 
図書館に登録しておくと 
読みたい本が無料で読むことができる。 

ボランティアの方たちのおかげで 
点字の本の内容を録音したもので 
何十万冊分もあるとのこと。

市場に出回っているもの
全てがある訳ではないけれど 
1ヶ月間で1300タイトル程の書籍が 

毎月録音だったり 
点字本だったりという形で 
アップされてくる。 
 
私にとって最高の時間は 
リビングのマッサージチェアに 
どっぷり沈み込んで…

今なら、清水義範さんの本とか 
聞きながら、コーヒーを取っては 
チビッと飲んで、みかんを1つむいて。 

思い出したようにかぎ針持ち直しては 
編み物して。 

気が付くとうつらうつら。 
もし目が見えちゃったら 
編み物しながら
マッサージされて、
みかん食べながら、
本を読むことはできないでしょう? 

せっかく目が見えないんだから 
沢山の本を読んで。 

盲人ならではの 
時を過ごしていた方がが
いいんじゃあないかなって 
思い直したところです。

2018年11月21日水曜日

何か言って

何か言って下さいませんか? 

何か、何か言って下さい。


『ありがとうございます』の
お礼を言ってから、私は毎回思う。 

いつだってそうだ。

今朝だってそうだった。 

ほとんどの親切な人達、
声を出さずに、
無言で親切なサインを送ってくれる。 

混んでいた山手線。 

ドアの脇に立っていたら 
トントンと右腕を叩いてくれる人がいる。 

私はその合図だけで席が 
空いているのか、 
空けてくれたのか、 
とにかく、
座らせてもらえる。ということを知る。 

体の向きを変えて 
『ありがとうございます』っと 
声に出して言う。 

トントンの合図をしてくれた人で
あろう人が腕を引っ張って 
空いている席の前に誘導してくれる。 

私は再び声に出してお礼を言う。 
そして頭をさげる。 

とりあえず、正面に向かって。 
そのお辞儀の方向が正しい方向なのかも分からない。


先日も、
ホームへの階段を探していたら、 

やっぱり無言の手が 
私の腕を摑んで左手を
階段の手すりを触らせて 
黙って去って行ってしまった。 

私のお礼の声は聴いてくれていたんだろうか? 

声ちょっとでも出してくれたら良いのに。 
親切にしてくれた人の声がききたい。 
声を聴かせてほしい。 
何か言ってほしいんです。

何で声出せないんでしょう。
親切が中途半端ですよ。 

今度は是非、一言でいいので、
声を聞かせてくださいね。

2018年11月14日水曜日

盲人ランナーの悩み

『もう半年も前の事、
なんだか盛り上がって、 
ビールの勢いもあって、 
マラソンのレースに出る!って
言ってしまって、 

本当に申し込んで貰ったの。 

で、その時の勢いで、 
伴走してくれる人まで決めちゃって。 

あの時は本当に練習して、 
秋のレースまでには5km位だから 
走れるようになれるって 
簡単に思ってたの。 

知らなかったんだけれど、 
半年ってこんなに早く来てしまうなんて 
夢にも思っていなかった〜」

先日、初めてマラソンのレースに 
出ると言う盲友の話。

「練習なんて、ちっともできなくて 
今年はものすごく暑かったしね。 
で、慌てて1ヶ月前から練習したんだけれど 
この体重でしょ? 

膝が痛くなっちゃって。

しかも朝4時に家を出なくては行けなくて…
自分ひとりなら、レース出ないんだけれど 
って言うか、今は出たくないんだけれど… 

伴走者の人は、もうやる気だし、
やめるにやめれないの。 

ちょっと相談してみたら、
『それでもがんばったら?』
って言われちゃって。 

盲人だからしかたないよねえ。」


そうそう。 
私もそう。 
体調悪くて、風邪ひいてたり 
気分が乗らなかったり…
 
申し込みした時には、
約束した伴走者と仲良かったんだけれど 
その後、そりが合わなくなっちゃったりで、 
上手くいってなかったりすると、 
困ってしまう。 

私たち盲人は 
他人の手をかりて大会に 
出なければならないんで、
よっぽどの覚悟がいるんですよね。 

なぁんちゃって!で、 
大会に申し込んで、 
当日走っても走らなくてもいい! 
なんて、そんな自由がないんですよねえ。

2018年11月13日火曜日

お椀

お椀のフタをはずしたら 
ゆずのいい香り。 

「ね!すごいよ!浮いている昆布ね 
寿の文字の型に切り抜かれているよ。  
それに、キラキラ金粉が光ってるよ!」 

娘の結婚式で出されたお吸物の亊。 
昆布の下にはお麩の様な 
お豆腐のような、練りものとは違うもの 
大ぶりで四角いおいしいもの。 

何も教えてもらわなかったら 
ただの昆布1枚のお団子1個の 
お吸い物と思ってしまったところ。 

舌で穴のあいた昆布を確かめて…
『うんうん。これが寿の穴ね!
このお豆富みたいな物は、何とか真薯ね』っと。 

しかも、
味はしないし 
分からないけれど、
金粉まで飲んでいるって
想像しながら食べてみる。  


実際、本物がここにあるのに 
想像しながら食べるって言うのも面白いこと。 

鏡割りしたお酒の中にも 
キラキラ金粉が揺れている。 

先ほど出された伊勢エビも
金粉載せておしゃれしていたとのこと。 

目が見えていたら 
さぞかし綺麗なことでしょうね。 

2018年11月5日月曜日

3女から見た全盲両親

初めまして。
指先さん家3姉妹の末っ子「3女」です。
私達3姉妹に障害はありません。

「両親は目が見えない」
という事を、他人に伝えると、
「大変だったでしょう?」
と、聞かれるし、
「お料理は誰が作ってたの?」
などと、聞かれる。

ハッキリと伝えたいです。

私自身はそんなに大変では
なかった気がします。

でも、ウチの両親は、
誰よりも努力して、
子供のことを考えて、
子育てをしてくれました。

お父さんは、外で沢山働いて、
お母さんは家の事を
全て1人でやっていました。

トイレ掃除は、スポンジを持って、
手を便器に入れて綺麗に磨き上げていました。

料理はたまにお肉がまだ赤かったり、
玉ねぎの皮が入っていたけれど、
毎食手作りで幸せでした。

掃除機は持ち手の先端にヘッドを付けて、
床を這いながら、左手で前方を左手で確認
しながらかけていました。

会社に行く時は、人ごみにまみれて、
通勤ラッシュの中を1人で
30年以上も毎朝通っています。
初出勤の時は、事前に何度も、歩行練習を行います。

集中して歩いていないと、
自分が今どっちの方向に向かって
歩いているか分からなくなってしまうので、
家の周りでさえも迷子になります。
ホームにも落ちました。

当たり前のことかもしれないけれど、
歩く時はイヤフォン外して、
周りの情報に集中しながら歩きます。
だって全盲だから。

音楽を聴きながら、歩きスマホしている人、
あなたにとっても、危険ですよ。

みんなが気持ちよく前を向いて
歩ける日が来るといいなあ!


2018年11月2日金曜日

TOTO の抜け毛ボウル

一番嫌いな家事の中の一つが
排水溝のお掃除。

ずっとずっと前、
排水溝のゴミを取らないでいたら 
お風呂場の洗い場が水で溢れてしまって 
脱衣場の方まで流れ出てしまって 
大変なことになってしまった事がある。 

それ以来、まめに 
きれいにするようにしている。

何せうちは女の子が3人と私。
みんな長い髪だからよく抜ける。 

週にシャンプーボトル1本が空く。
排水溝の網にベッタリ張り付いた
髪の毛は気持ち悪いし、
汚いし、触りたくもない。

だけれど、そういう所の
お掃除はお母さんって決まっている。 

髪の毛に湯垢のヌルヌル…
煮こぼれの様な、コラーゲンの様な、
ヘドロがぐるりと、
くっ付いているから、
尚、嫌だった。


ところが今はすごいですよ。 
去年からTOTOのお風呂になったら 
び、っくり!!

排水溝の丸い網には 
ヘドロがつかず、
しかも、抜けた毛髪が 
ボウル上に真ん丸になってくれている。 

どんな訳なのか分からないけれど 
次の朝、ゴミ出しの時 
見てみれば、水分の無い、
真ん丸の髪の毛ボールが
クルッとそこにある。 

指で摘めば、 
ホイッと手の平に乗ってしまう。 


カゴを触ってみれば 
水気もとれていて 
ヌルヌルなんて無い。 

これは毎回の事。
どんな訳で抜け毛が 
こんな真ん丸ボウルになるんでしょうね。 

ちっとも汚く感じないのですよ。 
これも科学の力でしょうか?

2018年11月1日木曜日

いいことしました。

「先日、この地域での 
民生委員の人たちとの 
お話合いがあったのよ。 
そこで、私ね! 
役場の人が居たから
頼んでおいたのよ!」

「ここに音響の信号つけてください!」って!
「点字ブロックもつけてくださいってね」って!

「向こうにある信号機は 
音がでないでしょう?
あそこまでの点字ブロックもないしねえ。」

私『ありがとうございます!』

この会話は、
毎朝近所の2丁目公園に 
朝6時半のラジオ体操するために 
集まってきいる人の中の1人が
話かけて来てくれた。

その公園の脇を毎朝通勤の為に
歩いていく私を見つけては 
その先の道路を駅側へと
渡らせて下さっている方のひとり。

実は、150m向こうに信号機がある。 
ピヨピヨとさえずってくれている。 
もちろん私が渡る所には
点字ブロックもしっかり敷き詰められている。 

信号機と点字ブロックのために
150m先まで遠回りをするのは
めんどうだし、時間もない。 

私の家と駅をつなぐ 
最も最短距離には横断歩道がないけれど 
私はいつも渡ってしまっている。

役場の人は、
「すぐ向こうに信号機があるから 
そこを使って下さい」
言ったそうだ。 

そりゃそうだ。 

「あの信号機音がでないでしょ?」 

・・・・・いいえ 


ちゃんとピヨピヨ鳴いてくれていますよ。 
 
私自身ここに信号機が
欲しいとは思っていないし、 

点字ブロックも無くてもいいと思っている。
なんでもかんでも 
点字ブロック敷いてくださいなんていわない。 

歩道の斜めの感じ
そこらにある花壇やポール、 
時にはコンクリートの隙間から 
伸びている草たちまでもが 
目印となってくれるので、

自分なりに覚えていて、
ければいい。



そりゃ、大勢の人たちが
利用する所だったり 
危険な場所ならどこに
点字ブロックとか 
あったほうがいいけれど 

なんでもかんでも 
あちらこちら付けてくれなくても 
いいんですよ。 


私たちにだって 
工夫する力がありますから。
それよりか、うして 
声をかけて 
お手伝いしていただける事が
何より嬉しい。

2018年10月30日火曜日

コロコロスジャータ

席を譲ってくださった 
家族の人たちが、私達の前で
食事を終えて片付けていた。 

お母さんは、
家族の使い終わった食器を重ねて
その上にお手拭き等のゴミを載せて  
肩にバックを2つかけて 
きなお盆を持ち上げた。 

その時、重ねた器の上から 
スジャータのゴミが
コロコロとミルク
飛び散らしながら 
転がり落ちた。 

そのお母さん。 
そのごみ拾って、
飛んだミルクを拭くために、
お盆をテーブルに置こうとした所、 

一緒にいた3女が 
「ここは片付けて置きますから
そのままで行かれてください。   
こちらこそ先ほど、席を譲って
いただいて、助かりました。」

お母さんは軽く頭を下げて 
ニコニコしながら、あちらへ行ったとのこと。
 
  
混んでいた相席のレストランで 
ガイドさんと向かい合わせに
座ることになってしまった。 

食事の時は、
おかずの位置を教えてもらったり、
調味料をかけてもらったり、
おかわりを取ってもらったり、
様々な補助が必要となるので、

私は『横並びで座れないの?』
なんて、そばに人がいることが 
分からないから、無神経にも 
大きめな声で聴いてしまったら 

横に座っていた方が 
どうぞっと言って向かい側に
移ってくださった。 

3人組のお母様とおばあちゃまと 
小さな子供だった。 

ラッキー!
私は3女に横に来てもらって
食事のガイドしてもらいながら 
美味しくご飯をいただいた。
 

先ほど席を譲って下さっ
お母さんのこと。

スジャータのコロコロごみで 
暖かい気持ちになったんですよ。 

目が見える人達は 
こんな素敵な人との関わり方が
出来るのですね。

教育者の勇気

5歳の孫、太郎君の保育園で 
卒園登山があった。 

群馬県にある2101mもある 
「湯の丸山」へ
ママとパパと登れた!と教えてくれた。

2間半かけて 
5歳の子供達と、付き添いの親達 
全員でケガなく登り切って来たとの事。 

その山は岩場ばかりで 
急な所は手をついてしまう程だったらしい。 
りに高い木が無いので 
背の低い子供達でも 
周りの風景が良く見えた。 

ちょっと下を覗いてみれば 
湖があって、
遠くには幾つもの 
かっこいい山々が連なっていたと言う。 

しかも、紅葉が始まっていて 
赤くなった葉っぱがとてもきれいだった。 

ママは
「子供たちはみんな元気だけれど 
私たち親の方がくたびれちゃった。 
お昼はね、頂上に平らな所が無くてね 
みんなそれぞれで、岩の斜めになっている所で 
おにぎり食べたの。 
山登りはパパと太郎が歩いていたから 
私は別の子と他の家の子と登っていったんだ。 
景色がとても綺麗でね! 
星空もみてみたいよ!!」 

かなりテンション上がっている様子で 
達成感120%!

園長先生は
「みんなケガすることなく 
大人でも大変なこの山を 
登り切れて素晴らしかった」
言ってくださったそうだ。


んとに素晴らしい。 
5歳の子が登りに2間半。
下山に2間半。

保育園でこんなにもの 
体力付けて貰っていたんだ。

こんな機会を作ってくださり 
本当に嬉しい

今はケガなんかすれば 
先生が〜保育園が〜と 
責任が追及されてしまう。 

園長先生勇気がなければ 
こんな素晴らしい 
計画を立てることは 
無かったでしょう。

先生の勇気に乾杯。

2018年10月25日木曜日

やっぱり声は女の子

姪っ子が女の子を産んだので 
家族みんなで見に行ってきた。 

義理の妹の家では 
初孫になる。 

しかも女の子。 

リンゴくらいの小さな頭。 
細い指はギュッと 
グーを作っている。 

「めっちゃかわいいよ! 
まつげがクルッと 
上がっているよ。」 

軽くてぐんにゃり
していた体は 
ほんわか暖かい。

首の所には 
うっすらと汗をかいている。 

おっぱいのにおい
ちっともしていない。

最近の赤ちゃんはこうなのかな。

「見せてあげたかったよ。。」 

義理の妹も目が見えない。
自分の子供より 
孫の顔が見てみたいんだよね。
私もそうだけれど…

ウニャーウニャー」と 
細くてかわいい 
ハリのある声で泣き出した。 

やっぱ女の子の声。 

私は男の子の孫ばかりだから。
生まれたての赤ちゃんは 
生まれながらにしての 
女の子なんですね。 

やっぱかわいらしい声。 
赤ちゃん 
一生懸命泣いているのに 
みんなは笑っている。

お風呂はベビーバスで
姪っ子が入れているそうだ。 

目の見える新米じいちゃんは 
何にもできないけど 
せめて環境を
良くしてあげたいと 
窓ガラスふいたり 
ちこち、ぞうきんがけして 
電気の埃もとって 
できるだけハウスダス
にあわせないように
しているとのこと。 

全盲の新米ばあちゃんも 
せっせと 
お掃除と手作り料理に 
余念がない。

お天気の良い秋の午後。 
ここマンションの中は 
幸せで溢れていました。