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2019年6月11日火曜日

うなじろう

「味はウナギ中身はすり身。ほとんどウナギ。」
リズムが良くて声もかわい。
このCMが大好き。
そんなわけで、うなじろうが食べたくなって、
やっと生協で出てきたんで頼んでみた。

ちょっと温める。 
タレと山椒もついている。おいしい。

実は私は本物のウナギの食べず嫌い。
食べたくない。 

もう50年前、目が見えていた頃、
実家のちかくにウナギ屋さんがあった。

店のまえに薄汚れた切れの暖簾が
下がっていて、そこにクネクネしている
大きなうなぎの絵がかいてあった。
頭の所には丸い羽が両脇についている。
 
ウナギってヘビなんだ。
風が吹くたびに、その暖簾が何枚かに
切れていたので、切断されたウナギの体が
こっちに来たりあっちに行ったりする。 

それが怖くてたまらない。
うすら白い眼が私のことを見ていた。
あの暖簾に描がかれたウナギが怖くて
未だに食べたくない。

何でも、すり身のうなじろうなら
安心して食べることができた。
しかもおいしい。

2019年3月23日土曜日

許せない

分からないままに避妊手術させられてしまった
障碍者の人たちに賠償金が支払われることになった。
と、ニュースで聞いた。





…もう50年も前のこと。

私の実家の近所の家の話。
そこの家には知的障碍者の女の子がいた。

畑仕事や洗濯などは上手に出来ていたらしい。

「弱ったよぉ。また腹がでかくなってきちまってよ。
どうすべえなぁ」

その子よお母さんが、
私の母と話をしていた。

同じ障碍者をもつ親として仲良くしていた。
中絶するにも大金がかかって、
してあげれないとも言っていた。

もちろん相手が誰だかなんてわからない。 

「どうせ相手はその辺の野郎っ子だんべ」と。

ある時は畑で子供を1人で産んで、
へその緒を付けたまま、
大声を出して泣いていたこともあったという。

私が高校生くらいになるまでに、
7回も妊娠させられてしまった。

あの子に妊娠させた近所の男達から、
慰謝料をとってやれ!と、私は言いたい。

そういう理性のない男達こそ裁いてもらいたい。

もっとも悪いのが、そういう人たちだ。

その子が、誰に何をされているか、
分からないだろうと、もて遊んだ男たちを、

私は絶対許せない。