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2019年6月2日日曜日

買ってあげるから

お孫ちゃんの三郎君。
今月でもう2歳になる。

お誕生日だからと15センチの
アンパンマンのクロックスのサンダルと、
ナイキのカッコいい靴を選んで買ってきた。

三郎君は「あんぱん」っと大きな声で言うと
サンダルを履いて見せてくれた。

「ほら、ばあちゃんにありがとうって、
だっこしてもらいな。」っと1女夫婦が言う。

私には懐いていないから、
抱っこしても大泣きするので可哀想だから、
抱っこしたことがほとんどなかった。

「あっこ!あっこー!」っと言いながら、
サンダル履いたまま、
私の膝の上に乗ってきてくれた。

「わぁ!重くなったねぇ!!
高い高いしようねぇ。」 

高い高いされなれているようで、
彼の脇の下に手を入れただけで、
もう膝を曲げている。

ところが本当に重たくて、
ちっとも腕を伸ばすことができなかった。

「抱っこされに来てくれてありがとうね。
また買ってくるから抱っこさせてね」っと
小さな頭をくるくるとなでてみる。

あ。
私がいっつもお母ちゃんに言っていた事。
「買ってあげるから、何かして…」
これ買ってやるから、
何かしろって言うのやめてよって、
ずうーーっと言い続けてきたこと。
自分が今言っていたじゃない。   

2019年5月29日水曜日

四郎くんお熱

とある日の会社帰り。20時少し前。
家の近くまで行った四郎くんを抱っこした
1女が夜道を散歩していた。

熱があってグズグズしているんで、
夜風に助けてもらおうと思ってと歩いていた。
四郎くんの頭に布をかけていたので、
外して頭を触ってみた。
やはり熱い。

ほら首の後ろの所、こんなに汗かいているよ。
冷やしてあげなきゃ。

「冷やしているよ〜」現代の抱っこ紐は進化している。
赤ちゃんの首の後ろにポッケが付いているから、
そこに小さなアイスパックを入れてあるんだ。

「布かけて置いてあげないと眩しいでしょ?」

・・・!?。そっか!!
盲人の私は冷やしてあげることばかり考えてしまった。
目が見える人達には眩しいって事があったんだ。
家の中に上がってもらって、水で絞って濡れたタオルを
頭にのせてあげたら、おっぱい飲みながら眠ったようだった。

・・・思い出す。
子供が眠らず夜泣きしていた時。
外を歩くことができなかった私は、
ずっとベランダでユサユサゆれていたっけ。っと。  

2019年5月28日火曜日

赤ちゃんドック

「妊娠6か月なんで赤ちゃんドックに
行ってきたよ。今帰りなの」
 
お腹の中の赤ちゃんの
心臓も肝臓も腎臓も異常ないって。

なんか顔がね彼似ているの。
鼻の形がね。女の子だったよ。」

3女が検診の帰り道
歩きながら連絡してきてくれた。
歩くたびに声が揺れている。

私の時代昭和だってエコーはあったけれど、
時々赤ちゃんの大きさ見るくらいだった。 

今は2か月くらいから、
まだ卵みたな時から、
その写真を撮って渡してくれているんだそうだ。

医学に携わる人達しか知らなかった
胎児のことがママ達だってわかるようになった。

しかも、ママたちの内臓のことではなくて 
その中の胎児の内臓のことまで。
顔立ちまで分かってしまう。

早速その画像を彼にラインしたとのこと。
5月のそよ風の中公園に咲いている
花なんか見ながら、足取りも軽く、
安心して帰宅したことでしょう。     

2019年5月16日木曜日

嫌いと好き

「ママも婆ちゃんも大嫌いだもん!」

孫ちゃん6歳は、虫の居所が悪いらしく、
イライラしている。

嫌われているんだから、
あんまりしつこく声かけてはいけないな。
っと思って黙ってそばに座っていた。

ゴールデンウイーク孫ちゃん達と、
ショッピングセンターに行った時の事。

「私なんか年中ママ嫌いって
言われているんだよぉ。。」

2女が側に来て話し出した。

「ママ友から言われたんだよ。
ママ嫌いって言ってもらえるのって 
良いことだって。
それは強い信頼関係があるから
どんなに嫌いって言っても、
絶対にママは自分を大切にしてくれるって事が
分かっっているんだよって…」

そういえば、盲友のママに
「ママ死んじゃおうかなぁ…死んじゃいたいな。」
なんて溢していると、
子供達はたとえ5歳くらいだって
すっごく心配して、
「ママ大好きだよ」っとか、
「死なないでよ」っとか、
「良い子にしているよ」っとか、
言い続けているんだって。

そう言われればそんな気もしてくる。

感情には年齢はないのかも。

2019年3月12日火曜日

抱きしめてあげて

「ママ、ぎゅうーーっとしないでよ。
ママだって、おばあちゃんから
ぎゅううーっとされたら嫌でしょ?」


もうすぐ1年生の太郎君が2女のママに言う。


「俺だって嫌だよ。ママじゃ。
ぎゅうっとするならフウカ
(同じトラ組の仲良し女の子)ならいいけど。」
5歳になったばかりの次郎くんも続けて言う。


5歳なのに「オレ」だって。
なんか口を尖らせて言っている様だ。


6歳だって5歳だって、
確実に男性になってきている。


そういえば保育園や子育て相談の先生達は
よく「子供たちを抱きしめてあげて」
と、言っていたっけ。 


「確かにーって思って、
もうハグするのやめたんの。ハグ
することは良いことだと思っていたんだけれどね。
気持ち悪いんだって。」と、2女のママは笑っていた。

言葉の話せない頃には大切なんでしょうけれど、 
感情が芽生えてきた子供たちに対しては、
教育者達の思い違いがあるのかもしれない。 

2019年1月24日木曜日

分娩中継

1女が第2子を産むために 
まさに今、無痛分娩と言う方式で
分娩台の上にいる。 

麻酔で陣痛の痛みを失くしているから 
まったく痛くないらしい。 
膝には白布をかけ、
足元には先生とパートナー。 

本人はといえば、いたって冷静。 
2人目だし不安もなし。

「今陣痛っぽい痛みがきたから、 
麻酔いれられたよ。」 

「今4センチ開いたってさ。 
なんかお腹すいてきたよ。」 

「今6センチ開いたって、 
痛くないよお。」 

次々と家族ラインにリアルタイムに 
送られてくる。 

室内の映像も取られているようだ。 

「がんばれーおねえちゃんー。」 
「OK」

なんて。  
私たちの、あの陣痛で苦しんでいた時と雲泥の差。 

今まさに地上に現れきた赤ちゃん。 
1女は、こちらからスマホでシャッターを
きってはラインに流してくる。 

羊水がまだ 体にくっついていて 
へその緒までくっついている 
生々しい赤ちゃん。 

動画だから元気さも分かる。 

ラインでの分娩中継。 
本人がしているのだから 
まあ進化した
時代になったものだ。