「選手募集してます」
帰宅途中、地元の駅の階段下で、
ビラを配っている男性がいた。
走ることを趣味としている私なもんだから、
つい聞いてみてしまった。
町内で、水曜日の19時から町の総合運動場で
練習しているという。
大人でもいいんですかっ?と聞いたら、
もちろんとの返事。
そうか、仕事お休みだったら、
参加してみようかな〜。っと思った私は、
『私、目が悪いんですけれど参加させていただけますか?』
「あ?障碍者はねぇー…。。。選手募集してますぅ〜!」
私の質問には、ろくすっぽ答えもせず。
『どなたが指導しているんですか?』
少し大きな声で聴いてみる。
「私ですぅ!」「障碍者はちょっと、だめです。」
・・・ふうんっだ!!
こちらの質問にも、
キチンと答えられもしない、
こんな人の下で走りたくなんかないや。
こちらからお断りだ。
久しぶりにこんな露骨な
障碍者差別をされてしまった。
うーん。悔しい。
大切な子供たちを、
こんな人の下で練習なんかさせたくもない。
チラシを読んでもらったら滑川陸竸だって。
2018年12月4日火曜日
鍋の悩み
鍋は作るのはいい。
切った野菜をわさわさ入れて
買ってきた美味しいスープ入れたら
私にでも簡単にできるから。
ただ、そこからが問題。
目の見える子供達と
同居していた時は
しょっちゅう鍋をしていた。
「何食べる〜?」
そう娘に聞かれて、
やれ、しいたけが良いとか
しらたきが良いとか
エビやホタテは嫌だとか
言いさえすれば、
その様に装ってもらえた。
なので、
食べるだけでよかった。
とっても楽チン!
だけれど、去年からは、
全盲のパパと二人きり。
鍋でもして、
野菜たっぷり食べたいなあ!
なんて言われる。
熱々の野菜たちを
器に装うのが難しい。
何を食べるかは
装った時の運次第。
あれが嫌だとか
これがいいとかなんて
言ってられない。
いやそれ以前に、
鍋の上で器に装う時に
箸でごそっと挟んで器に入れては
見るものの熱い野菜が器から
にげ出そうとブラついている。
ブラつく野菜を挟んで、
器に戻そうとすると、
他のが物が逃げ出していく。
スープいれて〜!
なんて言われるから
おたまで掬って入れてみれば、
味噌汁なんかとは違って
具が沢山入っているから
つゆの加減が分からず
器を持っている左の親指か
その他の指たちが大やけど寸前。
あーあ。なんかいい方法
無いのかなあ?
そんなわけで
鍋を作るのが面倒になってしまって
結局やらずじまい…
盲人はやっぱり可哀相。
道具も材料もあって
準備もできて
最後の最後、上手に装れず。
猿蟹合戦の蟹みたいだなぁ。
ま、お猿さんがいないだけいいのかも。
切った野菜をわさわさ入れて
買ってきた美味しいスープ入れたら
私にでも簡単にできるから。
ただ、そこからが問題。
目の見える子供達と
同居していた時は
しょっちゅう鍋をしていた。
「何食べる〜?」
そう娘に聞かれて、
やれ、しいたけが良いとか
しらたきが良いとか
エビやホタテは嫌だとか
言いさえすれば、
その様に装ってもらえた。
なので、
食べるだけでよかった。
とっても楽チン!
だけれど、去年からは、
全盲のパパと二人きり。
鍋でもして、
野菜たっぷり食べたいなあ!
なんて言われる。
熱々の野菜たちを
器に装うのが難しい。
何を食べるかは
装った時の運次第。
あれが嫌だとか
これがいいとかなんて
言ってられない。
いやそれ以前に、
鍋の上で器に装う時に
箸でごそっと挟んで器に入れては
見るものの熱い野菜が器から
にげ出そうとブラついている。
ブラつく野菜を挟んで、
器に戻そうとすると、
他のが物が逃げ出していく。
スープいれて〜!
なんて言われるから
おたまで掬って入れてみれば、
味噌汁なんかとは違って
具が沢山入っているから
つゆの加減が分からず
器を持っている左の親指か
その他の指たちが大やけど寸前。
あーあ。なんかいい方法
無いのかなあ?
そんなわけで
鍋を作るのが面倒になってしまって
結局やらずじまい…
盲人はやっぱり可哀相。
道具も材料もあって
準備もできて
最後の最後、上手に装れず。
猿蟹合戦の蟹みたいだなぁ。
ま、お猿さんがいないだけいいのかも。
2018年11月29日木曜日
SOSを発信する植物たち
南アメリカ原産のまめ科の
ライマメと言う植物は
仲間のライマメ達と
連絡を取り合っていると言う。
ものすごい繁殖力を持った、1mm程の
草食性のナミハダニがやって来ると、大変だ。
あっという間に葉っぱを食い尽されてしまう。
ナミハダニがやってくるとSOSを発信して
仲間のライマメ達に、
その危険を知らせる。
それは特殊なニオイ。
しかもこのニオイでナミハダニの
天敵のチリカブリダニをも呼ぶ。
彼等が来てくれれば
ナミハダニを、あっという間に
食べ尽してくれる。
トウモロコシもSOSを発信する。
トウモロコシの葉を食い荒らすのが
アワヨトウと言う蛾の幼虫。
この幼虫がくっつきだすと
やっぱりニオイをだして
天敵の小さな3mm程の
コマユバチを呼ぶ。
コマユバチはアワヨトウに
寄生してその栄養を奪いながら
成長していく蜂。
トウモロコシ達もこうやって
自分を守っている。
私はトウモロコシが大好き。
今年も沢山頂いた。
植物たちは農薬か人間の手によって
守られているとばかり思ってました。
これからの季節
缶のコーンポタージュが
一層美味しくなってきますね。
大切にいただきます。
ライマメと言う植物は
仲間のライマメ達と
連絡を取り合っていると言う。
ものすごい繁殖力を持った、1mm程の
草食性のナミハダニがやって来ると、大変だ。
あっという間に葉っぱを食い尽されてしまう。
ナミハダニがやってくるとSOSを発信して
仲間のライマメ達に、
その危険を知らせる。
それは特殊なニオイ。
しかもこのニオイでナミハダニの
天敵のチリカブリダニをも呼ぶ。
彼等が来てくれれば
ナミハダニを、あっという間に
食べ尽してくれる。
トウモロコシもSOSを発信する。
トウモロコシの葉を食い荒らすのが
アワヨトウと言う蛾の幼虫。
この幼虫がくっつきだすと
やっぱりニオイをだして
天敵の小さな3mm程の
コマユバチを呼ぶ。
コマユバチはアワヨトウに
寄生してその栄養を奪いながら
成長していく蜂。
トウモロコシ達もこうやって
自分を守っている。
私はトウモロコシが大好き。
今年も沢山頂いた。
植物たちは農薬か人間の手によって
守られているとばかり思ってました。
これからの季節
缶のコーンポタージュが
一層美味しくなってきますね。
大切にいただきます。
2018年11月28日水曜日
盲人の事務員
体育館中に響き渡るその声は
柔らかく大人の女性って感じを
させている。
色っぽくて、落ち着いている。
すてきな声だった。
私が学生時代…
昭和後期、先輩の盲人女性の講演を聞いた。
電話交換手として
事務員の1人として
保険会社に勤め始めたとのこと。
「仕事はいいですから、
ここに座っていてください。」
と言われて、1日中何もせずに
部屋の隅に座っていた日々が
随分と続きました。
周りの人たちは
ひっきりなしに電話応対していますし、
コピー機などの機械音が聞こえてくるばかりでした。
来る日も来る日も座り続けていたんです。
せっかく入社させてもらったのですから
辞めるわけにはいかなかったんです。」
その先輩は淡々と、
それからのことを話してくれました。
私が社会人になってから
もう1人、おもちゃ会社に入社した
全盲の女性の話も聞くことができました。
「デスクと椅子があるだけで
仕事は無かったんです。
”何か仕事させてください”と言っても、
”まあ、座てて”と言われるばかりだったんです。
だから、何か点字書いて
仕事しているフリしていたんですよ。」
想像するだけでも大変。
泣きたくなる。
精神力。気力。情熱。
それらがあったって
さぞかし辛い事だっただろう。
でも彼女たちは、辞めずに
自分でできる仕事を見つけ
提案していったんだそうだ。
それが少しずつ認めてもらえるようになっていった。
すごい。
柔らかく大人の女性って感じを
させている。
色っぽくて、落ち着いている。
すてきな声だった。
私が学生時代…
昭和後期、先輩の盲人女性の講演を聞いた。
電話交換手として
事務員の1人として
保険会社に勤め始めたとのこと。
「仕事はいいですから、
ここに座っていてください。」
と言われて、1日中何もせずに
部屋の隅に座っていた日々が
随分と続きました。
周りの人たちは
ひっきりなしに電話応対していますし、
コピー機などの機械音が聞こえてくるばかりでした。
来る日も来る日も座り続けていたんです。
せっかく入社させてもらったのですから
辞めるわけにはいかなかったんです。」
その先輩は淡々と、
それからのことを話してくれました。
私が社会人になってから
もう1人、おもちゃ会社に入社した
全盲の女性の話も聞くことができました。
「デスクと椅子があるだけで
仕事は無かったんです。
”何か仕事させてください”と言っても、
”まあ、座てて”と言われるばかりだったんです。
だから、何か点字書いて
仕事しているフリしていたんですよ。」
想像するだけでも大変。
泣きたくなる。
精神力。気力。情熱。
それらがあったって
さぞかし辛い事だっただろう。
でも彼女たちは、辞めずに
自分でできる仕事を見つけ
提案していったんだそうだ。
それが少しずつ認めてもらえるようになっていった。
すごい。
2018年11月27日火曜日
タイツのわけ
マラソン用のロングタイツ。
ブランド物だと
1枚16000円以上の物さえある。
タイツの絞め具合とか
縫い目とか、折り方の工夫とかで
走っている時へのサポート力が違うとか。
でも、私は考えました。
トップアスリート達は
どんなウェア着ているのかと。
そしたら、みんな、
ラン二ングシャツにランニングパンツ!
ほとんどは露出している状態だと
言うではありませんか?
そんなにサポート力あるなら
プロたちだって身に着けるでしょ?
変じゃない?って思ってました。
「初心者の人たちは
お尻や太ももに
沢山無駄な脂肪がくっ付いているので、
走るたびに、その脂肪たちが
ゆさゆさ&ぶるぶる揺れて
体を揺らして、走りにくくしているんです。
なのでこういった
ぴったりしたタイツで
揺れる脂肪を押さえ付けて
揺れ無い様にして走るので
そのことが、
サポート力を上げているって事なんですよ。
なので走りこんで
脂肪なんてくっついていない
トップアスリートの方たちは
タイツをはく必要がないんですよ。
なのでタイツを勧められる人たちは
そこそこ脂肪がある人たちなんです。
でも脂肪を落としたいと思うなら
揺らすことで落ちていきますから
緩いパンツ。または、
短パンとかを履いて、
ゆさゆさ揺らしながら
走らなければ落ちてはいきませんよ。」
そのアドバイスを聞いてから
タイツを一度も履いていない。
今日もジャージ。
明日からもジャージ。
いつだってジャージ。
ゆさゆさするために。
ブランド物だと
1枚16000円以上の物さえある。
タイツの絞め具合とか
縫い目とか、折り方の工夫とかで
走っている時へのサポート力が違うとか。
でも、私は考えました。
トップアスリート達は
どんなウェア着ているのかと。
そしたら、みんな、
ラン二ングシャツにランニングパンツ!
ほとんどは露出している状態だと
言うではありませんか?
そんなにサポート力あるなら
プロたちだって身に着けるでしょ?
変じゃない?って思ってました。
「初心者の人たちは
お尻や太ももに
沢山無駄な脂肪がくっ付いているので、
走るたびに、その脂肪たちが
ゆさゆさ&ぶるぶる揺れて
体を揺らして、走りにくくしているんです。
なのでこういった
ぴったりしたタイツで
揺れる脂肪を押さえ付けて
揺れ無い様にして走るので
そのことが、
サポート力を上げているって事なんですよ。
なので走りこんで
脂肪なんてくっついていない
トップアスリートの方たちは
タイツをはく必要がないんですよ。
なのでタイツを勧められる人たちは
そこそこ脂肪がある人たちなんです。
でも脂肪を落としたいと思うなら
揺らすことで落ちていきますから
緩いパンツ。または、
短パンとかを履いて、
ゆさゆさ揺らしながら
走らなければ落ちてはいきませんよ。」
そのアドバイスを聞いてから
タイツを一度も履いていない。
今日もジャージ。
明日からもジャージ。
いつだってジャージ。
ゆさゆさするために。
2018年11月25日日曜日
縦シマ横シマ
縦シマ横シマって
人間でも昆虫でも魚でも
頭を上にした状態で言うのだって。
なので、しまうまの模様は横シマ。
魚のカツオは 頭から尻尾へのシマシマ
があるらしいけれど、
これは縦シマっというんだそうですよ。
お馴染みのカツオだけれど、
これが面白いのですよ。
普通に泳いでいる時には縦じま。
だけど、結婚したいメスカツオがいると
縦シマが横シマに変わるんだそうですよ。
分かりやすくていいですね。
「すてきーっ」とそばに寄って行っても
横シマになってくれなきゃ、
早々と諦めもつくってもの。
無駄に心煩い恋煩いしなくて
済みますもんね。
それにしてもです。
どうやってカツオの
シマシマがメスにあって
横シマに変わるなんて
誰が海の中で見ていたんでしょうね?
そっか。
水族館でのガラス越しに
観察されていたのかもしれませんね。
人間でも昆虫でも魚でも
頭を上にした状態で言うのだって。
なので、しまうまの模様は横シマ。
魚のカツオは 頭から尻尾へのシマシマ
があるらしいけれど、
これは縦シマっというんだそうですよ。
お馴染みのカツオだけれど、
これが面白いのですよ。
普通に泳いでいる時には縦じま。
だけど、結婚したいメスカツオがいると
縦シマが横シマに変わるんだそうですよ。
分かりやすくていいですね。
「すてきーっ」とそばに寄って行っても
横シマになってくれなきゃ、
早々と諦めもつくってもの。
無駄に心煩い恋煩いしなくて
済みますもんね。
それにしてもです。
どうやってカツオの
シマシマがメスにあって
横シマに変わるなんて
誰が海の中で見ていたんでしょうね?
そっか。
水族館でのガラス越しに
観察されていたのかもしれませんね。
2018年11月24日土曜日
oh my eyes
普通の眼鏡のフレームの片側に、
100円ライター程の小さくて軽い
機具がくっついている。
私はその眼鏡をかけて
パンフレットを手にして
目の前にかざしてみる。
メガネのフレームが、
そのパンフレットを読みだした。
うそでしょ?
こんな小さな物で、
ツルツルのパンフレットの
文字を読み出してくれている。
「時計見る仕草をしてみて」っと
言われたので、
目の前に手の甲を見せてみた。
え?時計もしていないのに?
ちゃんと時間まで読んじゃってる!
すごい!すごすぎる!!
目が見えるようになったみたい。
これが64万円。
わあすごい。
お金あったらすぐに買っちゃうのに。
しかも驚き!
なんとイスラエル製なんですって。
紛争などのニュースが絶えない国で
この様な平和の開発しているなんて
びっくり。
「逆に、武器などの開発が進んでるから、
こういった技術が発展するんですよ」
と、そんな説明までしてもらった。
11月1日から3日まで行われる
「サイトワールド」と言う
視覚障害者の為の機器展示に行くと
すばらしいものに出会えました。
100円ライター程の小さくて軽い
機具がくっついている。
私はその眼鏡をかけて
パンフレットを手にして
目の前にかざしてみる。
メガネのフレームが、
そのパンフレットを読みだした。
うそでしょ?
こんな小さな物で、
ツルツルのパンフレットの
文字を読み出してくれている。
「時計見る仕草をしてみて」っと
言われたので、
目の前に手の甲を見せてみた。
え?時計もしていないのに?
ちゃんと時間まで読んじゃってる!
すごい!すごすぎる!!
目が見えるようになったみたい。
これが64万円。
わあすごい。
お金あったらすぐに買っちゃうのに。
しかも驚き!
なんとイスラエル製なんですって。
紛争などのニュースが絶えない国で
この様な平和の開発しているなんて
びっくり。
「逆に、武器などの開発が進んでるから、
こういった技術が発展するんですよ」
と、そんな説明までしてもらった。
11月1日から3日まで行われる
「サイトワールド」と言う
視覚障害者の為の機器展示に行くと
すばらしいものに出会えました。
2018年11月22日木曜日
カッコイイ腕筋
見てよ〜っと言って
2女が上着を脱いで
肩を触らせてきた。
細い腕で無駄な脂肪がない。
いいな。
肩先は直角。
こういう肩にならなくちゃ。
去年の秋から子供たちを
スイミングスクールに
週1度送って行く度に
ぼんやり過ごしていたのを、
1番奧のレーンで一緒に30分
泳ぐことにしたんだそうだ。
1年間続けけてきたら
腕の筋肉が付いてきちゃって
胸板まで厚くなってきてしまったと言う。
ブラウスの肩回りが
きつくなってきちゃったと言う。
なるほど。
ほっそりした腕の外側には
大きな無花果のような
逆三角の筋肉がクッキリ。
その両脇にはV字の溝ができている。
カッコイイ!
ね〜3女の腕の形に似て来ちゃった!
どうやら本人はその腕を
かっこ悪いと思っているようだ。
なかなか盛り上がった筋肉と
その溝を作のは難しいはず。
そっかあ。
たった30分でも、
きっちり1年間泳いでいたなら
こんな風に体の形が変わってくるんだ。
筋トレ始めたばかりの私。
三日坊主になりそうだけれど、
何とかこの2女の腕の様になれることを
目標に続けていかなくちゃ!
それと、泳ぎも始めた方がいいかな?
2女が上着を脱いで
肩を触らせてきた。
細い腕で無駄な脂肪がない。
いいな。
肩先は直角。
こういう肩にならなくちゃ。
去年の秋から子供たちを
スイミングスクールに
週1度送って行く度に
ぼんやり過ごしていたのを、
1番奧のレーンで一緒に30分
泳ぐことにしたんだそうだ。
1年間続けけてきたら
腕の筋肉が付いてきちゃって
胸板まで厚くなってきてしまったと言う。
ブラウスの肩回りが
きつくなってきちゃったと言う。
なるほど。
ほっそりした腕の外側には
大きな無花果のような
逆三角の筋肉がクッキリ。
その両脇にはV字の溝ができている。
カッコイイ!
ね〜3女の腕の形に似て来ちゃった!
どうやら本人はその腕を
かっこ悪いと思っているようだ。
なかなか盛り上がった筋肉と
その溝を作のは難しいはず。
そっかあ。
たった30分でも、
きっちり1年間泳いでいたなら
こんな風に体の形が変わってくるんだ。
筋トレ始めたばかりの私。
三日坊主になりそうだけれど、
何とかこの2女の腕の様になれることを
目標に続けていかなくちゃ!
それと、泳ぎも始めた方がいいかな?
2018年11月21日水曜日
何か言って
何か言って下さいませんか?
何か、何か言って下さい。
『ありがとうございます』の
お礼を言ってから、私は毎回思う。
いつだってそうだ。
今朝だってそうだった。
ほとんどの親切な人達、
声を出さずに、
無言で親切なサインを送ってくれる。
混んでいた山手線。
ドアの脇に立っていたら
トントンと右腕を叩いてくれる人がいる。
私はその合図だけで席が
空いているのか、
空けてくれたのか、
とにかく、
座らせてもらえる。ということを知る。
体の向きを変えて
『ありがとうございます』っと
声に出して言う。
トントンの合図をしてくれた人で
あろう人が腕を引っ張って
空いている席の前に誘導してくれる。
私は再び声に出してお礼を言う。
そして頭をさげる。
とりあえず、正面に向かって。
そのお辞儀の方向が正しい方向なのかも分からない。
先日も、
ホームへの階段を探していたら、
やっぱり無言の手が
私の腕を摑んで左手を
階段の手すりを触らせて
黙って去って行ってしまった。
私のお礼の声は聴いてくれていたんだろうか?
声ちょっとでも出してくれたら良いのに。
親切にしてくれた人の声がききたい。
声を聴かせてほしい。
何か言ってほしいんです。
何で声出せないんでしょう。
親切が中途半端ですよ。
今度は是非、一言でいいので、
声を聞かせてくださいね。
何か、何か言って下さい。
『ありがとうございます』の
お礼を言ってから、私は毎回思う。
いつだってそうだ。
今朝だってそうだった。
ほとんどの親切な人達、
声を出さずに、
無言で親切なサインを送ってくれる。
混んでいた山手線。
ドアの脇に立っていたら
トントンと右腕を叩いてくれる人がいる。
私はその合図だけで席が
空いているのか、
空けてくれたのか、
とにかく、
座らせてもらえる。ということを知る。
体の向きを変えて
『ありがとうございます』っと
声に出して言う。
トントンの合図をしてくれた人で
あろう人が腕を引っ張って
空いている席の前に誘導してくれる。
私は再び声に出してお礼を言う。
そして頭をさげる。
とりあえず、正面に向かって。
そのお辞儀の方向が正しい方向なのかも分からない。
先日も、
ホームへの階段を探していたら、
やっぱり無言の手が
私の腕を摑んで左手を
階段の手すりを触らせて
黙って去って行ってしまった。
私のお礼の声は聴いてくれていたんだろうか?
声ちょっとでも出してくれたら良いのに。
親切にしてくれた人の声がききたい。
声を聴かせてほしい。
何か言ってほしいんです。
何で声出せないんでしょう。
親切が中途半端ですよ。
今度は是非、一言でいいので、
声を聞かせてくださいね。
2018年11月20日火曜日
45分
後ろから聞こえてくる
ATMの電子音が、子守歌のようだ。
静かな空間で暖房が心地良い。
お昼休み12時05分に、
ここ、郵貯銀行の窓口カウンター前の
椅子に案内された。
気持ちは最悪のドン底。
あーあ。
全財産入っていたお財布…
それも、この間買ったばかりの
ノースフェイスのお財布、
どこかへ落としてしまったんだ。
もうやりきれない。
クレジットカード2枚、
保険証、郵貯カード2枚。
それにナナコにポンタに
Tカード、スタバにスイカ、
現金13000円。
そんな訳で郵貯にカードの紛失手続き
のための再発行に来た。
代筆をお願いしている。
再発行カード2枚分
それと
現金3万円を引きだして貰うため
通帳と印鑑を渡してあるので
ただただ待っている。
質問もないので
ただただ黙って…
うっつらしちゃいけない。
・・・・・まだかな?
こっそりポケットの中に手をいれて
触読様の時計で何度も時間を見てみる。
うっつら…
あっ!「お待たせしてすいません。」
郵貯の職員の方が目の前で
小さな小さな声でつぶやく。
『いいえ』と私は言いながら
またぼんやり…うっつら。
結局は郵貯銀行でカード紛失の為の
再発行の手続きにかかった時間は45分。
出口で12時50分だった。
再発行の代金支払って、
おつりを1枚1枚。
1コイン1コイン
手の平に丁寧に渡しては
貰ったのだけれど・・・・・・・
ATMの電子音が、子守歌のようだ。
静かな空間で暖房が心地良い。
お昼休み12時05分に、
ここ、郵貯銀行の窓口カウンター前の
椅子に案内された。
気持ちは最悪のドン底。
あーあ。
全財産入っていたお財布…
それも、この間買ったばかりの
ノースフェイスのお財布、
どこかへ落としてしまったんだ。
もうやりきれない。
クレジットカード2枚、
保険証、郵貯カード2枚。
それにナナコにポンタに
Tカード、スタバにスイカ、
現金13000円。
そんな訳で郵貯にカードの紛失手続き
のための再発行に来た。
代筆をお願いしている。
再発行カード2枚分
それと
現金3万円を引きだして貰うため
通帳と印鑑を渡してあるので
ただただ待っている。
質問もないので
ただただ黙って…
うっつらしちゃいけない。
・・・・・まだかな?
こっそりポケットの中に手をいれて
触読様の時計で何度も時間を見てみる。
うっつら…
あっ!「お待たせしてすいません。」
郵貯の職員の方が目の前で
小さな小さな声でつぶやく。
『いいえ』と私は言いながら
またぼんやり…うっつら。
結局は郵貯銀行でカード紛失の為の
再発行の手続きにかかった時間は45分。
出口で12時50分だった。
再発行の代金支払って、
おつりを1枚1枚。
1コイン1コイン
手の平に丁寧に渡しては
貰ったのだけれど・・・・・・・
2018年11月18日日曜日
とかげって?
「ヒヤァ!これ何ー?気持ち悪い!」
先日。町内のお祭りで見つけた
おもちゃのトカゲとクモとカエル。
生まれ付き全盲の友達の手の平に
そおっと、「良い物」って言って乗せてあげた。
最近の爬虫類のおもちゃは
ずいぶん精巧にできている。
とくに触感。
ひんやり、べったり、ぐにゃぐにゃ。
私の子供のころなんて、
カエルは固いプラスティックで、
そこから紐が付いていて、
先っちょのゴムボールを押すと
足がピョッと伸びる。
そんな物だった。
「へえ。トカゲって、
こんなに尻尾長いんだぁ。」
『その尻尾は、わざと長くしてあってね、
子供たちが振り回しやすいように。
本当はこの位までの長さかな?』
「話には聞いていたし、
知識としては知っていたけれど…
ふぅ〜ん。こんな風なんだねえ。
クモはこんな感じなんだあ。
へぇ。カエルのぬいぐるみなら
触った事あるけれど、
随分と違う感じだねぇ。ふむふむ。
これが動くと、
可愛いのかな?きもち悪いのかな?」
そうだよね。
何にもわかんない。
触ってみたって、
これだって結局おもちゃ。
本物を触る事なんて無いものね。
つくづく思う。
やっぱり、
暗闇の中に生きているんだなぁって。
コウモリには目が無いけれど
何やら不思議な音波で
物の形が分かるんだそうだ。
あと何億年かしたら
盲人も進化して
音波で物の形が分かるようになる日が
来るかもしれない。
先日。町内のお祭りで見つけた
おもちゃのトカゲとクモとカエル。
生まれ付き全盲の友達の手の平に
そおっと、「良い物」って言って乗せてあげた。
最近の爬虫類のおもちゃは
ずいぶん精巧にできている。
とくに触感。
ひんやり、べったり、ぐにゃぐにゃ。
私の子供のころなんて、
カエルは固いプラスティックで、
そこから紐が付いていて、
先っちょのゴムボールを押すと
足がピョッと伸びる。
そんな物だった。
「へえ。トカゲって、
こんなに尻尾長いんだぁ。」
『その尻尾は、わざと長くしてあってね、
子供たちが振り回しやすいように。
本当はこの位までの長さかな?』
「話には聞いていたし、
知識としては知っていたけれど…
ふぅ〜ん。こんな風なんだねえ。
クモはこんな感じなんだあ。
へぇ。カエルのぬいぐるみなら
触った事あるけれど、
随分と違う感じだねぇ。ふむふむ。
これが動くと、
可愛いのかな?きもち悪いのかな?」
そうだよね。
何にもわかんない。
触ってみたって、
これだって結局おもちゃ。
本物を触る事なんて無いものね。
つくづく思う。
やっぱり、
暗闇の中に生きているんだなぁって。
コウモリには目が無いけれど
何やら不思議な音波で
物の形が分かるんだそうだ。
あと何億年かしたら
盲人も進化して
音波で物の形が分かるようになる日が
来るかもしれない。
2018年11月17日土曜日
女性アレルギー
「女性なんですか?
僕、女性に触りたくないんです。
男性の人はいないんですか?
それじゃあ、ヒモの様な物はないですか?」
「ヒモ?紐ですか?そうですねぇ…
申し訳ございません。
男性の物がおりませんので
こちらでご辛抱いただけませんか?」
そう言って、その乗務員さんは
上着の裾の中に手をいれて、
スカートのベルトを外して、
盲人男性の手に触れさせた。
何言ってるんだよ。わがままねぇ!
…なんて。
見かねた周りのお客さん達が
ぶつぶつ言っていた。
その女性アレルギーなんだかの
盲人男性はそのベルトに掴まって
出口の所まで誘導されていった。
これ、新幹線の中での出来事。
私たち障碍者は改札口で、
駅員さんにお願いすると
電車の扉まで連れて行ってもらえるし
降りた時にも、
乗り換え口までとか、改札口まで
連れて行ってもらえるサービスがある。
もちろん無料。
私も1人で初めて行く時にはお願いしている。
世の中にはいろんな人いるのですね。
僕、女性に触りたくないんです。
男性の人はいないんですか?
それじゃあ、ヒモの様な物はないですか?」
「ヒモ?紐ですか?そうですねぇ…
申し訳ございません。
男性の物がおりませんので
こちらでご辛抱いただけませんか?」
そう言って、その乗務員さんは
上着の裾の中に手をいれて、
スカートのベルトを外して、
盲人男性の手に触れさせた。
何言ってるんだよ。わがままねぇ!
…なんて。
見かねた周りのお客さん達が
ぶつぶつ言っていた。
その女性アレルギーなんだかの
盲人男性はそのベルトに掴まって
出口の所まで誘導されていった。
これ、新幹線の中での出来事。
私たち障碍者は改札口で、
駅員さんにお願いすると
電車の扉まで連れて行ってもらえるし
降りた時にも、
乗り換え口までとか、改札口まで
連れて行ってもらえるサービスがある。
もちろん無料。
私も1人で初めて行く時にはお願いしている。
世の中にはいろんな人いるのですね。
2018年11月16日金曜日
生きててよかったあ
「オラァ幸せだぃなぁ〜
こうやってよ、おめえ(私の事)や孫たちとよ
温泉に浸かれるんだでぇ〜
いつ死んだっていいでぇ。
ああ〜〜気持ちが良いやぃなぁ。」
もう死んでしまった母は
お風呂が大好きだった。
子供たちが車を運転出來る様になってからは
近くのお風呂屋さんによく連れて行って貰った。
隣町にいい源泉のお風呂がある。
そこには「寝湯」と言って
木を枕にゴロリと寝て入るのもある。
タオル1枚をお腹に乗せて
ひんやりの空気をお布団にして
10cm程の湯の中で、
うつらうつらとする。
「ああ子供達とこうして
お風呂に入っていられるなんて
本当に気持ちが良い幸せだなぁ。
もういつ死んだっていいなぁ。」
母と同じ事を言っていた。
3人の娘達も、あと40年もしたら
同じ事言っているんだろうなぁ。
大きなお風呂って、
体を温めてくれるだけじゃなくって
生きていると言うことを思い出させてくれる。
「あぁ〜紅葉しかけた葉っぱが、
向こうに見えてね、白い雲があっち。
あぁ〜綺麗だなぁ。死んでいるみたいー」
寝湯に横になって、隣で3女が言っていた。
今日は3人の娘たちと私の4人で、温泉に来ている。
垢すりをして貰って、さっぱりした身体に
夜風がひんやりきもちいい。
これからサラダとケーキを食べに行く。
私達の大好物だ。
生きててよかったあ。
目が悪くたって、生きててよかったぁ。
嫌な事もあったけれど、
本当に生きててよかった。
こうやってよ、おめえ(私の事)や孫たちとよ
温泉に浸かれるんだでぇ〜
いつ死んだっていいでぇ。
ああ〜〜気持ちが良いやぃなぁ。」
もう死んでしまった母は
お風呂が大好きだった。
子供たちが車を運転出來る様になってからは
近くのお風呂屋さんによく連れて行って貰った。
隣町にいい源泉のお風呂がある。
そこには「寝湯」と言って
木を枕にゴロリと寝て入るのもある。
タオル1枚をお腹に乗せて
ひんやりの空気をお布団にして
10cm程の湯の中で、
うつらうつらとする。
「ああ子供達とこうして
お風呂に入っていられるなんて
本当に気持ちが良い幸せだなぁ。
もういつ死んだっていいなぁ。」
母と同じ事を言っていた。
3人の娘達も、あと40年もしたら
同じ事言っているんだろうなぁ。
大きなお風呂って、
体を温めてくれるだけじゃなくって
生きていると言うことを思い出させてくれる。
「あぁ〜紅葉しかけた葉っぱが、
向こうに見えてね、白い雲があっち。
あぁ〜綺麗だなぁ。死んでいるみたいー」
寝湯に横になって、隣で3女が言っていた。
今日は3人の娘たちと私の4人で、温泉に来ている。
垢すりをして貰って、さっぱりした身体に
夜風がひんやりきもちいい。
これからサラダとケーキを食べに行く。
私達の大好物だ。
生きててよかったあ。
目が悪くたって、生きててよかったぁ。
嫌な事もあったけれど、
本当に生きててよかった。
2018年11月15日木曜日
首しめられていたって?
『本当?首絞められたの?ごめんねえ』
子供のいる娘たちとお茶しながら
今後の子供の教育について話していた。
私自身、小学生の時には
勉強できていたんだけれど
中学に入ったら、めっきりだめで
教科書読んだって意味が分からない仕末。
なので、それからずぅっと落ちこぼれていた。
それに加えて親は教育に興味なし。
何の習い事もしてこなかった。
そんな反動か、子供達には
出来るだけ色んなお稽古事を
させたかったし、出来る限りしてきた。
ずいぶん無理してきた。
その1つがスイミング。
プールの授業の時にもいいし、
年頃になればお友だちと
海やプールにもいくだろうし。
そんな時泳げたらかっこいい。
子供が出来たら、子供たちの
お手本となって泳いでいる所を
見せてあげられるし、一緒に水の中でも遊べる。
年を取ったら、趣味の一つとして
老後を楽しめることだろうし…
そう、あれこれ思いながら
スイミングに嫌がるのもムリして
怒鳴りつけながらも続けさせてきてしまった。
「まだ覚えてる。
スイミングの猫みたいな顔した先生。
プールの上で、ぎゅうっと首しめるんだよ。
もう苦しいし、あの先生ものすごく嫌だったんだよ。
まだあの顔覚えているよぉ。」
…確かに私も覚えている。
スイミングに通っていた時、
やたらと行くのを嫌がって先生の肩に
噛みついてまで嫌がった時があった。
ぎゃあぎゃあ大声で泣き叫んでいた。
プールへの扉が閉まっても、
泣き声が聞こえていた。
あの時だったのかあ。
先生の言う事、ちゃんと聞きなさい!
なんて言いながら1つ2つ
お尻を叩いていたような気がする。
そうだったんだ。
もう25年前。
四半世紀も前の事になるけれど。
かわいそうなことをしてしまった。
子供のいる娘たちとお茶しながら
今後の子供の教育について話していた。
私自身、小学生の時には
勉強できていたんだけれど
中学に入ったら、めっきりだめで
教科書読んだって意味が分からない仕末。
なので、それからずぅっと落ちこぼれていた。
それに加えて親は教育に興味なし。
何の習い事もしてこなかった。
そんな反動か、子供達には
出来るだけ色んなお稽古事を
させたかったし、出来る限りしてきた。
ずいぶん無理してきた。
その1つがスイミング。
プールの授業の時にもいいし、
年頃になればお友だちと
海やプールにもいくだろうし。
そんな時泳げたらかっこいい。
子供が出来たら、子供たちの
お手本となって泳いでいる所を
見せてあげられるし、一緒に水の中でも遊べる。
年を取ったら、趣味の一つとして
老後を楽しめることだろうし…
そう、あれこれ思いながら
スイミングに嫌がるのもムリして
怒鳴りつけながらも続けさせてきてしまった。
「まだ覚えてる。
スイミングの猫みたいな顔した先生。
プールの上で、ぎゅうっと首しめるんだよ。
もう苦しいし、あの先生ものすごく嫌だったんだよ。
まだあの顔覚えているよぉ。」
…確かに私も覚えている。
スイミングに通っていた時、
やたらと行くのを嫌がって先生の肩に
噛みついてまで嫌がった時があった。
ぎゃあぎゃあ大声で泣き叫んでいた。
プールへの扉が閉まっても、
泣き声が聞こえていた。
あの時だったのかあ。
先生の言う事、ちゃんと聞きなさい!
なんて言いながら1つ2つ
お尻を叩いていたような気がする。
そうだったんだ。
もう25年前。
四半世紀も前の事になるけれど。
かわいそうなことをしてしまった。
2018年11月14日水曜日
盲人ランナーの悩み
『もう半年も前の事、
なんだか盛り上がって、
ビールの勢いもあって、
マラソンのレースに出る!って
言ってしまって、
本当に申し込んで貰ったの。
で、その時の勢いで、
伴走してくれる人まで決めちゃって。
あの時は本当に練習して、
秋のレースまでには5km位だから
走れるようになれるって
簡単に思ってたの。
知らなかったんだけれど、
半年ってこんなに早く来てしまうなんて
夢にも思っていなかった〜」
先日、初めてマラソンのレースに
出ると言う盲友の話。
「練習なんて、ちっともできなくて
今年はものすごく暑かったしね。
で、慌てて1ヶ月前から練習したんだけれど
この体重でしょ?
膝が痛くなっちゃって。
しかも朝4時に家を出なくては行けなくて…
自分ひとりなら、レース出ないんだけれど
って言うか、今は出たくないんだけれど…
伴走者の人は、もうやる気だし、
やめるにやめれないの。
ちょっと相談してみたら、
『それでもがんばったら?』
って言われちゃって。
盲人だからしかたないよねえ。」
そうそう。
私もそう。
体調悪くて、風邪ひいてたり
気分が乗らなかったり…
申し込みした時には、
約束した伴走者と仲良かったんだけれど
その後、そりが合わなくなっちゃったりで、
上手くいってなかったりすると、
困ってしまう。
私たち盲人は
他人の手をかりて大会に
出なければならないんで、
よっぽどの覚悟がいるんですよね。
なぁんちゃって!で、
大会に申し込んで、
当日走っても走らなくてもいい!
なんて、そんな自由がないんですよねえ。
なんだか盛り上がって、
ビールの勢いもあって、
マラソンのレースに出る!って
言ってしまって、
本当に申し込んで貰ったの。
で、その時の勢いで、
伴走してくれる人まで決めちゃって。
あの時は本当に練習して、
秋のレースまでには5km位だから
走れるようになれるって
簡単に思ってたの。
知らなかったんだけれど、
半年ってこんなに早く来てしまうなんて
夢にも思っていなかった〜」
先日、初めてマラソンのレースに
出ると言う盲友の話。
「練習なんて、ちっともできなくて
今年はものすごく暑かったしね。
で、慌てて1ヶ月前から練習したんだけれど
この体重でしょ?
膝が痛くなっちゃって。
しかも朝4時に家を出なくては行けなくて…
自分ひとりなら、レース出ないんだけれど
って言うか、今は出たくないんだけれど…
伴走者の人は、もうやる気だし、
やめるにやめれないの。
ちょっと相談してみたら、
『それでもがんばったら?』
って言われちゃって。
盲人だからしかたないよねえ。」
そうそう。
私もそう。
体調悪くて、風邪ひいてたり
気分が乗らなかったり…
申し込みした時には、
約束した伴走者と仲良かったんだけれど
その後、そりが合わなくなっちゃったりで、
上手くいってなかったりすると、
困ってしまう。
私たち盲人は
他人の手をかりて大会に
出なければならないんで、
よっぽどの覚悟がいるんですよね。
なぁんちゃって!で、
大会に申し込んで、
当日走っても走らなくてもいい!
なんて、そんな自由がないんですよねえ。
2018年11月13日火曜日
お椀
お椀のフタをはずしたら
ゆずのいい香り。
「ね!すごいよ!浮いている昆布ね
寿の文字の型に切り抜かれているよ。
それに、キラキラ金粉が光ってるよ!」
娘の結婚式で出されたお吸物の亊。
昆布の下にはお麩の様な
お豆腐のような、練りものとは違うもの
大ぶりで四角いおいしいもの。
何も教えてもらわなかったら
ただの昆布1枚のお団子1個の
お吸い物と思ってしまったところ。
舌で穴のあいた昆布を確かめて…
『うんうん。これが寿の穴ね!
このお豆富みたいな物は、何とか真薯ね』っと。
しかも、
味はしないし
分からないけれど、
金粉まで飲んでいるって
想像しながら食べてみる。
実際、本物がここにあるのに
想像しながら食べるって言うのも面白いこと。
鏡割りしたお酒の中にも
キラキラ金粉が揺れている。
先ほど出された伊勢エビも
金粉載せておしゃれしていたとのこと。
目が見えていたら
さぞかし綺麗なことでしょうね。
ゆずのいい香り。
「ね!すごいよ!浮いている昆布ね
寿の文字の型に切り抜かれているよ。
それに、キラキラ金粉が光ってるよ!」
娘の結婚式で出されたお吸物の亊。
昆布の下にはお麩の様な
お豆腐のような、練りものとは違うもの
大ぶりで四角いおいしいもの。
何も教えてもらわなかったら
ただの昆布1枚のお団子1個の
お吸い物と思ってしまったところ。
舌で穴のあいた昆布を確かめて…
『うんうん。これが寿の穴ね!
このお豆富みたいな物は、何とか真薯ね』っと。
しかも、
味はしないし
分からないけれど、
金粉まで飲んでいるって
想像しながら食べてみる。
実際、本物がここにあるのに
想像しながら食べるって言うのも面白いこと。
鏡割りしたお酒の中にも
キラキラ金粉が揺れている。
先ほど出された伊勢エビも
金粉載せておしゃれしていたとのこと。
目が見えていたら
さぞかし綺麗なことでしょうね。
2018年11月11日日曜日
あの日
前回の3女の投稿を読んだ後の
家族メールにて…
“父さんです。
これは、子供の頃の3女にとっては
つらかったことだよね。でも、
きっと乗り越えられると信じていたよ。
でも心配だったのは、
みんながやりたがらない
ゴールキーパーをする事になった時は、
もしかしたらもしかするかなと思った
けれど乗り越えたね。
その時の頑張りが3女の宝物になったのかな?
これからも宝物を増やせるように頑張ってね。”
3女
“今思えば、大した事じゃ無いんだけどねー
でも、自分でサッカーやりたいって言い出したしね!
もう、引くに引けなかったよね笑
確かに!私!キーパー嫌だった!
でも、どんどん背が大きくなるし、
足技下手だからしょうがなかった笑
てかキーパー嫌だったこと忘れてた”
…という会話が行われていました。
スパイクに水筒、着替えにお弁当。
冬には分厚いベンチコートも
持っていっていたよね。
残したごはん食べてくれる人が
いるっていいよね。
よく最後までがんばれたよね。
かわいそうで母は涙が出てきちゃったよ。
家族メールにて…
“父さんです。
これは、子供の頃の3女にとっては
つらかったことだよね。でも、
きっと乗り越えられると信じていたよ。
でも心配だったのは、
みんながやりたがらない
ゴールキーパーをする事になった時は、
もしかしたらもしかするかなと思った
けれど乗り越えたね。
その時の頑張りが3女の宝物になったのかな?
これからも宝物を増やせるように頑張ってね。”
3女
“今思えば、大した事じゃ無いんだけどねー
でも、自分でサッカーやりたいって言い出したしね!
もう、引くに引けなかったよね笑
確かに!私!キーパー嫌だった!
でも、どんどん背が大きくなるし、
足技下手だからしょうがなかった笑
てかキーパー嫌だったこと忘れてた”
…という会話が行われていました。
スパイクに水筒、着替えにお弁当。
冬には分厚いベンチコートも
持っていっていたよね。
残したごはん食べてくれる人が
いるっていいよね。
よく最後までがんばれたよね。
かわいそうで母は涙が出てきちゃったよ。
2018年11月9日金曜日
サッカー少年団にいた頃
全盲両親との想い出
私は小学生の頃、
地域のサッカー少年団に参加していた。
入団のきっかけは、
仲良しの友だちに誘われたから。
少年団の練習は土日にある。
当時は土曜日も午前中学校があったので、
土曜日は午後2時から、
日曜日は朝8時半頃から3時間の練習を行う。
全盲両親の家庭には、送り迎えをする車が無い。
勿論、運転出来る人が居ないから。
練習の度に担当の家族が車で
私の送り迎えをして貰っていた。
練習中も一人。
何本もシュートを外してしまったり、
転んでケガしたら、
みんな、親の所で泣いている。
小学生だもん。
試合の日は親がお弁当や、飲み物。
お菓子までも沢山持ってきていて、
子ども達は手ぶらではしゃいでいる。
でも、自分は全部一人で大荷物。
お弁当食べ切れなくても、
代りに食べてくれる人は居ない。
試合になると、
親は自分の子どもに夢中。
そりゃそうだよね。
でもなんか寂しかったのを覚えてる。
サッカーはあまり得意にならなかった。
でも、今は、観戦するのは大好き!
2018年11月8日木曜日
一言言って
ある日、盲友とお出かけした時の事…
〜私、今、多目的トイレの前で
順番待って並んでいたんだよ。
しばらく待っていたら、
友達が迎えに来てくれてね。
「あれ?トイレ空いているよ!」って
言うの。
白杖持って立っていたんだからさ
「空きましたよ。」とか、
何とか言ってくれたって
いいじゃないのよねえ。
扉の音?分からなかったよ。
駅の中だから、周りの人音も大きいし、
聞こえなかったんだよね。
もう〜漏れちゃいそうだったのにさあ
盲友がブリブリ怒りながら言っていた。
「空きましたよ」って
一言言ってくれたっていいのに。
ずっと待っていたんだもの。
電車の中の席だってそうだ。
目の前の人、
座っているからと思って立っていたら
いつの間にか降りていったのか、
空いていたりする。
電車が揺れて足を踏みかえた時、
ぶつかるはずの足が無くて
「あれ??」っと思って
恐るおそる白杖を前に出して
目の前の座席を確認してみれば、
なんと空いているじゃないの。
前に座っていた人、
私にぶつからないように
そぉっと降りていったんだ。
でも、隣に座っている人だって
教えてくれたっていいじゃあないのよねえ。
盲友と、
そうだそうだ!ひどいひどい!と
言っていたら、なんかすっきりして
しまいました。
まあいいか。っと
気持ちよく諦めがつきました。
〜私、今、多目的トイレの前で
順番待って並んでいたんだよ。
しばらく待っていたら、
友達が迎えに来てくれてね。
「あれ?トイレ空いているよ!」って
言うの。
白杖持って立っていたんだからさ
「空きましたよ。」とか、
何とか言ってくれたって
いいじゃないのよねえ。
扉の音?分からなかったよ。
駅の中だから、周りの人音も大きいし、
聞こえなかったんだよね。
もう〜漏れちゃいそうだったのにさあ
盲友がブリブリ怒りながら言っていた。
「空きましたよ」って
一言言ってくれたっていいのに。
ずっと待っていたんだもの。
電車の中の席だってそうだ。
目の前の人、
座っているからと思って立っていたら
いつの間にか降りていったのか、
空いていたりする。
電車が揺れて足を踏みかえた時、
ぶつかるはずの足が無くて
「あれ??」っと思って
恐るおそる白杖を前に出して
目の前の座席を確認してみれば、
なんと空いているじゃないの。
前に座っていた人、
私にぶつからないように
そぉっと降りていったんだ。
でも、隣に座っている人だって
教えてくれたっていいじゃあないのよねえ。
盲友と、
そうだそうだ!ひどいひどい!と
言っていたら、なんかすっきりして
しまいました。
まあいいか。っと
気持ちよく諦めがつきました。
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