南アメリカ原産のまめ科の
ライマメと言う植物は
仲間のライマメ達と
連絡を取り合っていると言う。
ものすごい繁殖力を持った、1mm程の
草食性のナミハダニがやって来ると、大変だ。
あっという間に葉っぱを食い尽されてしまう。
ナミハダニがやってくるとSOSを発信して
仲間のライマメ達に、
その危険を知らせる。
それは特殊なニオイ。
しかもこのニオイでナミハダニの
天敵のチリカブリダニをも呼ぶ。
彼等が来てくれれば
ナミハダニを、あっという間に
食べ尽してくれる。
トウモロコシもSOSを発信する。
トウモロコシの葉を食い荒らすのが
アワヨトウと言う蛾の幼虫。
この幼虫がくっつきだすと
やっぱりニオイをだして
天敵の小さな3mm程の
コマユバチを呼ぶ。
コマユバチはアワヨトウに
寄生してその栄養を奪いながら
成長していく蜂。
トウモロコシ達もこうやって
自分を守っている。
私はトウモロコシが大好き。
今年も沢山頂いた。
植物たちは農薬か人間の手によって
守られているとばかり思ってました。
これからの季節
缶のコーンポタージュが
一層美味しくなってきますね。
大切にいただきます。
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