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2018年12月2日日曜日

映画のシーンみたい

ステキな話だなって思う。

パパ「夫」は 
良い人たちに出会えている。 

良い話だなあっと本当に思う。 

パパも一般企業で 
産業マッサージ師として 
社員の健康増進の為、
社内の一室でマッサージをしていた。 

そこへ、会社内の陸上部の人達が
来てくれていた。 

お昼休み、みんなで 
近所を30分程走っていると言う。 

パパも走るんだ!っと言って
話していたら、
伴走をして貰える事になったとのこと。 

昼休みになると、
パパも着替えて靴を履いて
入り口で待っていると
10人足らずの人達がやって来て 
一緒におしゃべりしながら 
走ってくれているんだって。 

それが、長い間続いていた。 
 

駅伝シーズン。 

パパの会社でも 
支店対抗の駅伝大会が開かれた。 

わざわざパパの事も誘ってくれた。 

それも、メンバーの一員としてだ。 

最後はみんなで 
ビール飲んで楽しかったと言う。 
 

優しい人達が沢山いらしたんですね。 

映画にでもなりそうな話。

2018年11月11日日曜日

あの日

前回の3女の投稿を読んだ後の
家族メールにて…

“父さんです。
これは、子供の頃の3女にとっては
つらかったことだよね。でも、
きっと乗り越えられると信じていたよ。
でも心配だったのは、
みんながやりたがらない
ゴールキーパーをする事になった時は、
もしかしたらもしかするかなと思った
けれど乗り越えたね。
その時の頑張りが3女の宝物になったのかな?
これからも宝物を増やせるように頑張ってね。”


3女
“今思えば、大した事じゃ無いんだけどねー
でも、自分でサッカーやりたいって言い出したしね!
もう、引くに引けなかったよね笑
確かに!私!キーパー嫌だった!
でも、どんどん背が大きくなるし、
足技下手だからしょうがなかった笑
てかキーパー嫌だったこと忘れてた”

…という会話が行われていました。
 
スパイクに水筒、着替えにお弁当。 
冬には分厚いベンチコートも
持っていっていたよね。 
残したごはん食べてくれる人が
いるっていいよね。 
よく最後までがんばれたよね。 
かわいそうで母は涙が出てきちゃったよ。




2018年10月26日金曜日

ぶるぶる楽痩せ

パパが
ラジオショッピングで 
すごいものを買った。 

大きな座布団位の
大きさの物。 


孫ちゃん達 
太郎次郎共、 
うちのリビングに
飛び込んでくると 
真っ先にこの上に乗って
スイッチをいれる。 

「あああわわわ〜」
声をだして 
震える声を面白がっている。

私も乗ってみた。 
足を肩幅に広げて
乗ってみる。 

操作盤はつるつるの 
タッチパネル。 

今はみんなこんな感じ
だから仕方がない。 

先日ヘルパーさんに 
目印の為の凹凸のあるシールを 
貼り付けてもらっていたんで 

ぎゅっと、その目印を
押したら動き出した。
 
すごい振動!

それはそれは 
細かな振動。 

しかも強いから、 
立っていると
モモやお腹の脂肪が
ぶるぶるゆさゆさ震える。 

これがやせる機械らしい。

運動しなくても
こうやって 
体中の脂肪をゆすって
いることで、
脂肪が取れていくん
だそうだけれど。 

何せパパは体重89キロ。

本当ににこれで 
痩せるんでしょうか? 
今朝もぶるぶる言わせて
乗っているようでしたけれどね。

だけど 
そのあと 
ビール2本も飲んじゃあ 
だめでしょう?

2018年10月4日木曜日

国際結婚②

私は着物で夫は袴。 

あちらのご両親も 
日本風に。ということで 
お着物と袴でした。 

結婚式の最中は
私達夫婦は白状は持たず
常に1女と2女が 
手をひいてくれました。 

結婚式の時ほど 
子供が3人居て 
良かったと思う時はありません。

きっと、あちらのご両親 
嫁の親達の目が悪いって事で 
気に病んでいる事だろうとは 
思うのだけれど、 

その点について
何も聞かれることは
ありませんでした。 

私自身が夫の両親から 
全盲だからという理由で
結婚を反対されていましたから。 

今回は誰も障害について 
何も言ってはいませんでしたけれど。
私の胸の内をこっそり 
言ってしまえば
あちらのご両親親戚の方々に m

私の眼が悪くて
恥ずかしいような 
なんだか申し訳ないような
隠しておきたいような気持ちでした。 

娘たちに 
ごめんねと 
ありがとうを言いたい様な 
言葉ではうまく言えない
気持ちでいたんです。


ごめんねとありがとう 
混ぜた様な言葉 

何か上手く
言えないんですけれど。


そういえば1女2女の 
結婚の時も 

目の病気について 
質問もありませんでした。

きっと子供たちが 
しっかり話をしていたんだろうと思います。


私が子供を産んだ時 
この子たちが結婚するときに 
私たちの目の障害が 

きっと
結婚を反対される 
理由になるんだろうと。  

あちらのご両親から
反対されて辛い思いをさせてしまうんだろうと 

何度も考えたことを思い出しました。
。
子供が欲しくて
産んではみたものの…

同時につらい思いを
背負わせてしまったんだと…

可哀想な私たちの子。
…と、
抱っこしながら、
背中を撫でていたことを思い出します。

2018年8月30日木曜日

赤い口紅

「赤い口紅が 
あれば良い
いいつでも 
一番美人に見えるテクニック」


図書目録を見ていたら 
こんなタイトルが
あったんで 
早速読んでみた。 

全盲だからファッション
雑誌読みたいけれど 
読むこと出来なかったから 
興味があった。


赤い口紅だけで 
美人にみえるなら 
私にだって出来そう。


 
美人には、
 
リアル美人 
ムード美人 
キャラ美人 

いろんな美人タイプ
があるらしい。 


美人、三つの要素には 

正しい姿勢 
豊かな表情 
いつも笑顔 


それと 


清潔感とのこと。



ここらなら私にも 
ブラインド美人
目指せる範囲。
 

次の三つの大切な事は 

鏡を良く見ること 
蛍光灯の下には立たない事

これは光の加減で 
陰を作るらしく 
目の下にクマが見えたり 
顔色悪く見えたりも
するらしい。 

あとは一番綺麗に見える 
自分の顔の角度を
研究しておくということ。

 
これら三つは
私たち盲人には無理
ですねえ。
  

メイクのポイントには 
眉を整え、

アイライン、 
マスカラ、そして 
赤い口紅。


大人の女性は 
髪をさりげなくまとめて 
眉を整えて
コンシーラーで 
シミを隠し、
パウダーはたいて、 
赤い口紅するのが 
ナチュラルで 
見栄えのする
メイクだとのこと。
 

ブラインドメイクで 
上手にお化粧できる 
盲人達もいるそう
だけれど…
 
特別に訓練するの
じゃなくって、

アイライン、マスカラ 
しない アイメイクして、 
クリームタイプの 
コンシーラー何かがあって 

それを頬にくるくるっと 
塗って、
あとは口紅だけで良い!
  
そんな
お化粧方法 
あったら 
いいのになあ。  

でも・・・・

2018年8月26日日曜日

安売り

イベントが終わって 
交流会に参加した。 


居酒屋での飲みだ。 


自分の前にも
盲人の年配の女性と 
ガイドさんが座った。 


室内に40人程居ただろうか。

食事も中盤 
座もくずれて 
それぞれの話で 
盛り上がっていた。 

と、前に座っていた 
盲人の女性が 
ガイドさんにマッサージを 
始めだした。 


「こっちの肩が痛い」 
「こっちの手が痛い」

何て言うのを聞きながら 
マッサージで肩を揉んだり
叩いたりしている。 
 

そんな安売りするな。 
こんな飲み会での席の中。 

肩が凝るなら治療院に
行くといいですよ!

何て言えない。 

『こういう盲人達がいるから 
軽んじられるんだ!
酒飲んで居酒屋で 
マッサージするバカがいるか!
酒飲んでマッサージしていて  
無資格者のマッサージ
辞めさせろなんて 
言えないだろう。 
止めろ止めろ!
安売りするな!
資格持っているんだから 
プロ意識をもて!!』

『マッサージの仕事をして 
生計立てている者に
とって、こういう
資格者は最悪だ! 
旨い酒までがマズくなってくる!』

 
「私もね、ここ痛い
のよねえ…肩も張ってねえ…」

自分についている
ガイドさんまでが 
マッサージをやれとばかりに 
話かけてくる。
 
『冗談じゃない。 
自分はお金払って 
ガイドさんを頼んでいるのに 
こんなことってあるか?』

 
・・・・・まあ久しぶりに 
パパがグチグチ愚痴ること。 
愚痴ること。 

よっぽど
気分が悪かったらしい。


『飲み直しだ!!』 

何て言って、 
冷え冷えのビール、 
それから何本飲んでいたんだろう。
 

私:「ね?本人には何て言ったの?」
パパ:「何にも言えるわけ 
   無いじゃあないか。」


今度は焼酎らしい。 

よっぽど腹に据えかねたんだろう。

2018年8月12日日曜日

危ない

先日私が我が家の 
キッチンで、椅子を
蹴っ飛ばしてしまって 
足の指を骨折
しちゃったと 
盲友に話していた。


盲友:
「そうだよ。家の中って 
結構危険がいっぱいあるんだよね。 
盲友が、床に落ちた物を拾おうと 
屈んだらね、

キッチンの椅子の
背もたれの角に 
目をぶつけてしまって 
めが破裂してしまったんだよ。 

別の盲友は、ちょっと 
洗濯見に行ってから、
戻ってきて、豚汁出来上がったばかりの 
お鍋を流し台に移したら
そこにコップが置いてあって 
バランス崩して手前にに 
ひっくり返してしまって 
大やけどしちゃったんだって。」



そうそう。 
去年の暮れには 

私、なんか勘違いしていて 
2階のフロアから 
階段踏み外して 

下まで落ちてしまった
こともあったっけ。 



家の中では
白状も持っていないし 
帽子もかぶってない。
点字ブロックなんてないし。


思い込みで動いていると危ない。
 
慌てずにゆっくり 
壁や扉の位置を
確認しながら 
歩くことが大切。 

2018年8月11日土曜日

居酒屋への続きの続き



「おーい!おーい!おか〜さん!」 


・・・あ。2女。

 
心配して来てくれたんだ。 

風吹いて、
気持ち良いね
なんて言いながら・・・


 
2女:
「可哀想・・・ 
二人とも可哀想。 
車が入り口の前に
ギッチリ止まってるからね…

ココ。ココ。
カニさん歩きで車の間を 
すり抜けて行かないと
扉までいけないんだよ。。」 


私達夫婦は2女の
肩に掴まって本当に
横歩きで車の間を抜けていった。 

カウンターは
ちょうど3つ空いていた。 


私達の真ん中に
座った2女は 
メニューを読んでくれて、

アツアツの”やきとん”に 
ピリ辛のみそだれを 
塗ってくれた…

 
2女:
「パパはたっぷりね 
 お母さんは少しでしょ? 
 レバーにも塗ったよ。」


私の指先を 
串に触らせてくれる。 


そっか。
パパと二人で中まで
入れたとしても、 
こんなに混んでいるお店で 

「みそダレ塗って下さい」

なんて…
そんな迷惑かけられないから 
結局無理だったんだ。


みんなで使うものだから 
塗るハケの先まで
指で触る訳にもいかないし 
液ダレもさせてしまって 
周り中汚してしまうだろうし。 

「こういう所じゃさ 
 ”やきとん”は塩でと 
 お願いして、後は
 煮込みとかだと 
 楽なんだよ。」

日本酒を4杯目のおかわりしながら 
さっきのウロウロしていた事も 

・・・ケロリ忘れて 
ご機嫌よく飲んでいるパパ。 

・・・いや、忘れようとしていたんだろう。 



お腹もいっぱいだし 
なんだか胸までもいっぱいに
なってしまった。


帰りはコンビニで
アイスを買ってパパと 
31歳の2女とサンダルの
音高く帰って来た。 


アイスをかじりながら 
また眼が熱くなってくる。

 
まったく弱虫になったものだ。

2018年8月10日金曜日

居酒屋の続き

・・・この辺りが 
”やきとん”屋さんのハズ。


緩い風が 
煙と”やきとん”の匂いを
運んでくる。 


車ばかりが
歩道に沿って並んでいる。 


『そうだ!』
私はアイフォンを取り出して 
まずは1女にビデオ通話しようと
かけたが、応答なし。

 
じゃあ 
次は3女へ。 
つながってはみたものの 
電波状態が悪くて 
すぐにブッツリ切れてしまった。 


じゃあ2女か。 
子供お風呂に入れている頃かな? 
2女:「こっちからは 
   ビデオかけられないから 
   そっちからかけて?」

・・・そうか。 

じゃあ私からかけなくては
いけないのだけれど  

私のアイフォンの画面 
触ってみるけれど 
ビデオ通話が見つからない。


 
車の音もうるさいから 
アイフォンの音声が 
うまく聞き取れない。  


パパがイライラしてきている。 
ウロウロ奥の方へ 
行って みたり 
歩道に戻ってきたりしている。


2女:「ビデオ電話出来ないんじゃ 
    今行ってあげるよ。」 
私:『いいよぉ!わざわざ
   来てくれなくても 
   大丈夫!大したこと無いから 
   その辺の人に聞いてみるから 
   平気だよ!」 


子供達はダメだった。
 
親しいガイドさん達に 
電話してみようかな? 

・・・いやでも夕食時。

 
迷惑だからやめておこう。
 
車はシャーシャーと 
走りすぎていくけれど 
人の気配がない。 


私:「扉分からないねえ。」 
夫:「カウンター席電話で
   予約しておいたのにな。」 


またハラハラと涙が 
落ちて来る。
後からあとから 
落ちてくる… 


涙声にならないように
気をつけながら。 
 

私:「電話してさ、断って 
   家に帰ろうよ。」 

夫:「この辺りにあるハズ
   なんだけどなあ。」 

2018年7月28日土曜日

ビデオ通話

ある日の夕方・・・


お腹空いたね…。
なんか作るねえ〜。と私。

冷蔵庫の中に、
袋に入った生の麺を見つけた。

『ん?あれ?
これ、やきそばだったっけ? 
冷やし中華だったっけ?』

袋の上から麺の太さを触って確かめてみる。
付属の液体の小袋も触ってみる。 


匂いを嗅いだって
匂いするわけでもなし…。


うーん・・・
焼きそばにしては 
麺が細いような気がする…。 

冷やし中華にしては
スープが少ないような気もする。 

そこで携帯のビデオ電話登場!


娘にビデオ電話をかける…
「もしも〜し!うん?あ! 

まず部屋の電気つけて!笑 
・・・もう少し袋離して!
カメラ近すぎ!もう少し上に持ち上げて!
あ!!焼きそば!!ソース焼きそば!!」

・・・なんと便利な世の中になったものだ。 

私が若い頃は何度間違えた事か…
ラーメンを炒めてしまったり、
焼きそば茹でてしまったりした事か… 

忘れっぽい
私は良く間違っていたっけ。