2018年10月4日木曜日

国際結婚②

私は着物で夫は袴。 

あちらのご両親も 
日本風に。ということで 
お着物と袴でした。 

結婚式の最中は
私達夫婦は白状は持たず
常に1女と2女が 
手をひいてくれました。 

結婚式の時ほど 
子供が3人居て 
良かったと思う時はありません。

きっと、あちらのご両親 
嫁の親達の目が悪いって事で 
気に病んでいる事だろうとは 
思うのだけれど、 

その点について
何も聞かれることは
ありませんでした。 

私自身が夫の両親から 
全盲だからという理由で
結婚を反対されていましたから。 

今回は誰も障害について 
何も言ってはいませんでしたけれど。
私の胸の内をこっそり 
言ってしまえば
あちらのご両親親戚の方々に m

私の眼が悪くて
恥ずかしいような 
なんだか申し訳ないような
隠しておきたいような気持ちでした。 

娘たちに 
ごめんねと 
ありがとうを言いたい様な 
言葉ではうまく言えない
気持ちでいたんです。


ごめんねとありがとう 
混ぜた様な言葉 

何か上手く
言えないんですけれど。


そういえば1女2女の 
結婚の時も 

目の病気について 
質問もありませんでした。

きっと子供たちが 
しっかり話をしていたんだろうと思います。


私が子供を産んだ時 
この子たちが結婚するときに 
私たちの目の障害が 

きっと
結婚を反対される 
理由になるんだろうと。  

あちらのご両親から
反対されて辛い思いをさせてしまうんだろうと 

何度も考えたことを思い出しました。

子供が欲しくて
産んではみたものの…

同時につらい思いを
背負わせてしまったんだと…

可哀想な私たちの子。
…と、
抱っこしながら、
背中を撫でていたことを思い出します。

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