私は着物で夫は袴。
あちらのご両親も
日本風に。ということで
お着物と袴でした。
結婚式の最中は
私達夫婦は白状は持たず
常に1女と2女が
手をひいてくれました。
結婚式の時ほど
子供が3人居て
良かったと思う時はありません。
きっと、あちらのご両親
嫁の親達の目が悪いって事で
気に病んでいる事だろうとは
思うのだけれど、
その点について
何も聞かれることは
ありませんでした。
私自身が夫の両親から
全盲だからという理由で
結婚を反対されていましたから。
今回は誰も障害について
何も言ってはいませんでしたけれど。
私の胸の内をこっそり
言ってしまえば
あちらのご両親親戚の方々に m
私の眼が悪くて
恥ずかしいような
なんだか申し訳ないような
隠しておきたいような気持ちでした。
娘たちに
ごめんねと
ありがとうを言いたい様な
言葉ではうまく言えない
気持ちでいたんです。
ごめんねとありがとう
混ぜた様な言葉
何か上手く
言えないんですけれど。
そういえば1女2女の
結婚の時も
目の病気について
質問もありませんでした。
きっと子供たちが
しっかり話をしていたんだろうと思います。
私が子供を産んだ時
この子たちが結婚するときに
私たちの目の障害が
きっと
結婚を反対される
理由になるんだろうと。
あちらのご両親から
反対されて辛い思いをさせてしまうんだろうと
何度も考えたことを思い出しました。
。
子供が欲しくて
産んではみたものの…
同時につらい思いを
背負わせてしまったんだと…
可哀想な私たちの子。
…と、
抱っこしながら、
背中を撫でていたことを思い出します。
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