「女性なんですか?
僕、女性に触りたくないんです。
男性の人はいないんですか?
それじゃあ、ヒモの様な物はないですか?」
「ヒモ?紐ですか?そうですねぇ…
申し訳ございません。
男性の物がおりませんので
こちらでご辛抱いただけませんか?」
そう言って、その乗務員さんは
上着の裾の中に手をいれて、
スカートのベルトを外して、
盲人男性の手に触れさせた。
何言ってるんだよ。わがままねぇ!
…なんて。
見かねた周りのお客さん達が
ぶつぶつ言っていた。
その女性アレルギーなんだかの
盲人男性はそのベルトに掴まって
出口の所まで誘導されていった。
これ、新幹線の中での出来事。
私たち障碍者は改札口で、
駅員さんにお願いすると
電車の扉まで連れて行ってもらえるし
降りた時にも、
乗り換え口までとか、改札口まで
連れて行ってもらえるサービスがある。
もちろん無料。
私も1人で初めて行く時にはお願いしている。
世の中にはいろんな人いるのですね。
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