2018年11月17日土曜日

女性アレルギー

「女性なんですか? 
僕、女性に触りたくないんです。 
男性の人はいないんですか? 
それじゃあ、ヒモの様な物はないですか?」 

「ヒモ?紐ですか?そうですねぇ…
申し訳ございません。 
男性の物がおりませんので
こちらでご辛抱いただけませんか?」

そう言って、その乗務員さんは 
上着の裾の中に手をいれて、
スカートのベルトを外して、
盲人男性の手に触れさせた。 

何言ってるんだよ。わがままねぇ! 

…なんて。 
見かねた周りのお客さん達が 
ぶつぶつ言っていた。 

その女性アレルギーなんだかの 
盲人男性はそのベルトに掴まって 
出口の所まで誘導されていった。


これ、新幹線の中での出来事。
 
私たち障碍者は改札口で、 
駅員さんにお願いすると 
電車の扉まで連れて行ってもらえるし 
降りた時にも、
乗り換え口までとか、改札口まで 
連れて行ってもらえるサービスがある。 

もちろん無料。 
私も1人で初めて行く時にはお願いしている。 


世の中にはいろんな人いるのですね。

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