2018年11月9日金曜日

サッカー少年団にいた頃

全盲両親との想い出

私は小学生の頃、
地域のサッカー少年団に参加していた。
入団のきっかけは、
仲良しの友だちに誘われたから。

少年団の練習は土日にある。
当時は土曜日も午前中学校があったので、
土曜日は午後2時から、
日曜日は朝8時半頃から3時間の練習を行う。

全盲両親の家庭には、送り迎えをする車が無い。
勿論、運転出来る人が居ないから。

練習の度に担当の家族が車で
私の送り迎えをして貰っていた。

練習中も一人。
何本もシュートを外してしまったり、
転んでケガしたら、
みんな、親の所で泣いている。
小学生だもん。

試合の日は親がお弁当や、飲み物。
お菓子までも沢山持ってきていて、
子ども達は手ぶらではしゃいでいる。

でも、自分は全部一人で大荷物。
お弁当食べ切れなくても、
代りに食べてくれる人は居ない。

試合になると、
親は自分の子どもに夢中。
そりゃそうだよね。

でもなんか寂しかったのを覚えてる。

サッカーはあまり得意にならなかった。
でも、今は、観戦するのは大好き!

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