末っ子の三女が高校生のとき、お弁当持っていっていた。
もちろん私がつくっていた。
おにぎりだったり、箱に入れた箱弁だったり、
お弁当を作るのは嫌いではないけれど、うまく作ってあげられる自信がない。
食材を色よく詰めるとか。
当時から冷食はいろいろあったようだが、よくわからないから使えないし。
だからおかずといえば、お肉かしゃけを焼くか、野菜炒めばかりだ。
三女はある日、とんでもないことをいった。
「私のお弁当、評判がよくてね。あっちゃんから注文もらってきたから、明日はあっちゃんのと二人分作ってね」
えっ?お友達にあげてたの?
と聞くと、よく交換していたとのこと。
そんなわけで、ちょっと嬉しい気持ちもあって、
その評判のメニューという、鶏のそぼろと炒りたまごをご飯に乗せ、端っこに梅干しとショウガかなんか乗せて、ちょっと気を使って青のピーマンの細切りを炒めて添えてあげた。
そしたらまた注文をひとつ取ってきて、三つ作ることになってしまった
目が見えないお母さんが作っているってみんな知っているの?
と聞くと、
「知ってるよ。すごいっていってたからね。
もっと注文取ってこようか?」
なんとも複雑な気持ちだった。
三女らしい!
返信削除次女ならお母さんの多忙さをみてお願いできないなー。でもこれはお母さんは嬉しかったと思うよ!
!お母さんが嬉しそうにお弁当を作ってる姿が目に浮かぶし、このブログを書きながらニヤニヤしてる顔がうかんでくるー!