レントゲン写真みながら
若いドクターは
説明してくださった。
「・・ここのですね…
見てもらえばわかりますが
折れて隙間ができていますね。」
・・診察室での説明。
と、私の後ろにいた
ガイドさんに説明を始めた。
ガイドさんも
先生の机の傍に行って
「あー。あー。」
と、相槌を打ちながら
聞いている。
私は診察室へ
入る時には挨拶をして
「目が悪いのでよろしくおねがいします」
と、はっきり言って
入室していったのに…。
ドクターはガイドさんに
向かって説明を続けている。
・・・まあ。いいか。
今日は足の事だから。
ずっと前なんか
咳がひどかった時には
聴診器当てますから…と
シャツめくり上げたのだけれど
すぐ後ろに
男性のガイドさんがいたので
本当に嫌だった。
もしかしたら…
カーテンあったのかも
しれないけれど…
それすら分からなかった。
ところが前回
そのドクターは
私の手を取って
足指の折れ方の
説明をして下さった。
・・・あれ?なんで?
今日は丁寧なのかなっと
思っていたら、ガイドさんは
診察室の外で待っていて
下さったらしく、
その診察室には
私しかいなかった。
ドクターはレントゲン写真を
使っての説明が無理なので、
手を取って丁寧に
教えて下さった…
ということが分かった。
前回のガイドさんと
この日のガイドさんとは
別の人だった。
病院は特に、
付き添いの人に
説明をしていくので。
若かった頃は
頭に来ていたけれど、
最近では、
まあいいかっ。と
思ってばかりいたけれど、
こうしてドクターが
丁寧に教えて下さると、
質問も自分でちゃんと
聞くことができる。
やっぱり
診察室へは一人で
入って行った方がいい。
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