2018年10月30日火曜日

コロコロスジャータ

席を譲ってくださった 
家族の人たちが、私達の前で
食事を終えて片付けていた。 

お母さんは、
家族の使い終わった食器を重ねて
その上にお手拭き等のゴミを載せて  
肩にバックを2つかけて 
きなお盆を持ち上げた。 

その時、重ねた器の上から 
スジャータのゴミが
コロコロとミルク
飛び散らしながら 
転がり落ちた。 

そのお母さん。 
そのごみ拾って、
飛んだミルクを拭くために、
お盆をテーブルに置こうとした所、 

一緒にいた3女が 
「ここは片付けて置きますから
そのままで行かれてください。   
こちらこそ先ほど、席を譲って
いただいて、助かりました。」

お母さんは軽く頭を下げて 
ニコニコしながら、あちらへ行ったとのこと。
 
  
混んでいた相席のレストランで 
ガイドさんと向かい合わせに
座ることになってしまった。 

食事の時は、
おかずの位置を教えてもらったり、
調味料をかけてもらったり、
おかわりを取ってもらったり、
様々な補助が必要となるので、

私は『横並びで座れないの?』
なんて、そばに人がいることが 
分からないから、無神経にも 
大きめな声で聴いてしまったら 

横に座っていた方が 
どうぞっと言って向かい側に
移ってくださった。 

3人組のお母様とおばあちゃまと 
小さな子供だった。 

ラッキー!
私は3女に横に来てもらって
食事のガイドしてもらいながら 
美味しくご飯をいただいた。
 

先ほど席を譲って下さっ
お母さんのこと。

スジャータのコロコロごみで 
暖かい気持ちになったんですよ。 

目が見える人達は 
こんな素敵な人との関わり方が
出来るのですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿