2019年3月20日水曜日

静かな動き

「じゃあ、菜の花のお浸しにお醤油かけてね。」
私はお醤油のボトルを娘に渡した。


「いただきまーす。」
私は自分の分のトレイを手前に引いた。

「あっ。」

「今お醤油かけていたのに、急に引っ張るから
テーブルにかけちゃったよ。


そうなんだ。

目の見えている人達は、
おしゃべりしながらでも静かに
おかずを取り分けたり、
ドレッシングやお醤油を黙ってかけてくれる。 

自分本位で動いてしまうとこんな事故が起きてしまう。
でもまあ、お醤油だからいい。

以前、コーヒーショップで熱いコーヒーを
運んできてくれた店員さんが、
静かにテーブルに置こうとした時、
私が気が付かず動いてしまって、
幼かったむすめの頭からコーヒーを
浴びさせてしまったことがある。 

あの時はお店中パニックだった。
タクシー飛ばして見知らぬ病院にいって手当してもらった。

上着を着ていたのでなんとか助かった。
新宿の田舎のほうで、タクシー代が
ものすごく高かったっけ。

気をつけなくっちゃ。 

1 件のコメント:

  1. 固定された設備だったら問題ないけど、瞬間湯沸し器のノズルとかお風呂の給湯カランだとか、人が触りやすいものはしょっ中動いていて困るでしょうね。

    以前、ALSの寄付集めのために頭から氷水をかぶる「アイスバケツチャレンジ」というのをやってましたが、何考えてんだろ。心臓マヒ起こしたらどうすんだ。
    頭からかぶるなら、バケツいっぱいのサラダ油、あるいはバケツいっぱいのカレールウ、もしくはバケツいっぱいの片栗粉の溶液のどれかにしなさいと、わたしは言いたい。笑  byせいた

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