小さな小さな手は、私の1本の指をぎゅっと握って、よちよち歩いていく。
たまには近所の公園にも連れていった。
娘のかかとの所にはゴムに通した鈴が2個ずつ付けてある。
なので歩くたびにシャンシャンと音がする。
私から離れていても鈴の音がするのでどこにいるのかがわかる。
名前を呼びながら私の方から娘の所へ行って手をとることができる
鈴の音は娘の姿のようでさえある。
私は注意深く鈴の位置を耳で確認し、追っていく。
保育園に迎えに行くと、園庭で遊ぶ鈴の音がシャンシャンと聞こえる。
フェンス越しに鈴の音に聞き入ってしまったりもする。
近くに聞こえたら声をかけたくなってしまう。
目の見えるママたちもこんな気持ちで遠くからわが子をみているん
娘をつれて公園に行ってみると、あれ?鈴の音がする。
娘はここにいるのに。
公園に着くと、その鈴の子のママが笑いながら話してくれた。
うちの子ね、鈴のついた靴がはきたいんだって。
だから鈴を買ってきて作ったのよ。
とのこと。
公園の中には、あちこちに鈴の音。
そうかと思うと鈴の音が向こうの方に集まったり、また離れたり。
お友達も鈴の靴をはいてくれたおかげで、走り回る、遊ぶ姿が見えてくる。
なんだか幸せ。
前半戦はうるっときたのに、後半の漢字の間違いで内容が台無しです。笑笑
返信削除盲人らしいけどね!笑笑
特に履くを吐くって書いたとこ!なかなかの才能だな!笑笑