赤ちゃんの顔を見て
話しかけながら
あげてくださいね。」
保健婦さんはそう言っていた。
子供を椅子に座らせて
こちらからスプーンを
口の所に持っていくのは
どうもやりにくい。
すぐどっちかへ
口が動いて行ってしまうし。
また、持っていったスプーンを
手で掴まれたり
払い落されたりしてしまう。
小さなスプーンにやっと乗っかった
パンがゆやらおかゆは
すぐにこぼれていってしまう。
それで、私の場合は赤ちゃんを膝の上に
向こう向きに座らせて
後ろから口を確認して
食べさせることにした。
口に入ったおかゆを
もぐもぐしていて
いつ飲み込むのか分かるかな
っと思っていたら
ごっくん。と飲み終わると
おかゆを乗せて口の傍で待っている
スプーンに顔を自分から寄せてきて
小さな口を縦に開いて
食べようとしてくる。
小鳥みたい。
これが本能の行動。
顔を寄せてきて
ぱかっと口を開く。
スプーンを近づけると
ちゃんと食べていく。
赤ちゃんの後ろから
食べさせる方が
ずっと上手にできる。
仕方ないから許してね。
もぐもぐしている
ほっぺのあたりを
ずっと触っている。
うるさくて嫌かな
っと思ったけれど
それほど嫌がられることもなかった。
そうそう。
最初の離乳食は
町の保健婦さんが
家まで来て下さって
一緒に作ってくれた。
小さなお鍋に牛乳を少し入れて
食パンの4分の1程を
小さくちぎり入れて
少し火を入れて出来上がり。
プユプユの小さなぱんがゆが出来た。
それにしらすを入れて作った。
一緒に台所に立って作ってくれたので
とてもよく覚え
とても親切な保健婦さんに
出会えていたので
離乳食も楽に作っていくことが出来た。
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