2018年3月20日火曜日

考え方の違い

今週末、3歳の娘に会いに
実家に行くんだっと
全盲の若いママが話していた。

私が楽しみで通っていた
ランニングクラブでの時のこと。


「え?
一緒に住んでいるんじゃないの?

え?
生まれた時から実家の父母に
見てもらっていたの?

本当?何で?
なんで自分で子育てしないの?


子供可哀そうじゃないの?」

「そうかしら?
私たち全盲のパパとママじゃ
十分な子育て出来ないもの。

外遊びの時はどうするの?

保育園への送り迎えで
事故にでも遭ったら
それこそ取り返しつかないじゃないの?

色や文字をどうやって教えるの?


危ない事していても
守ってあげれないんだよ。

私は親として実家に預けているのは
正しい事と思っているよ。

中途半端なママが
危なっかしく子供に迷惑かけながらの
子育ては賛成出来ないよ。」


彼女は結構むきになって
私に抗議する様な感じで話していた。

私は黙って考えた。
本当にそうなのかな?

そうなのかも。


そんな事があってから
別の「かるがもの会」という
目の悪いママ達のグループがあって
そちらの集まりに行った時にも
同じ考え方のママがいた。

やっぱり言っている事は
前の彼女と同じ様な事を言っていた。

そちらの子は
もう4歳とかで
ママ達の事情が分かってきた
ようだと言う。

たまに会いに行くけれど
ちっとも懐いてくれないし
手も繋いでくれない
と言っていた。

そりゃそうでしょ?
とも思ったけれど。

この子育てへの考え方の違いだけれど
私は少なくても
私自身の充実感はたっぷりあった。

ただ子供たちの立場では
どうだったんだろう。

不自由なこと。
悔しいこと。
あったはずだけれど

この家で良かったって
言ってくれたら
っと願うばかり。

そう言われたら
以前の彼女に
そんなことないよ。って

全盲のママだって
良かったんだよって

飛んで行って伝えたい。

全国の全盲のママたちに
自信持って続けて
っと大きな声で伝えたい。


みんな頑張って。

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