「お婆ちゃんそっくりー‼︎‼︎」
「お婆ちゃんがいるみたい!あの人だねお母さんのお兄ちゃん‼︎」
新盆で、私の母のお墓参りに行った時の事。
家族みんなで出掛けた。
駐車場で待ち合わせたんだ。
車の中で娘たちが大騒ぎ。
車の窓越しにでも、
あちらの車の中の人の
顔の表情まで分かるらしい。
実は私にドラマみたいな出来事が起きた…
母が亡くなって、
実家の名義変更の為
戸籍の確認をしていた。
そ・・そしたら私に
兄がいると書いてあった。
母からの話では
私の上に居たの2人の子供は
死んでしまっているから
私は弟と二人兄妹だったはず。
その戸籍には
私の兄にあたる人の
名前や生年月日が乗っていた…。
でも住所などは乗せられていない。
名前は分かるから、
早速娘達3人はネットで
あれやこれや調べてくれた。
そしたら名前が見つかった。
しかも年齢も同じくらい。
「あ!おばあちゃんそっくりー!そうだよ!そうだよ」
「この人お婆ちゃんの子供だよっ」と…
しかも運よく写真まで載っていた。
私の兄と言う人は、ある会社を経営していて
誰かと対談しているところだった。
「ね!きっとお母さんのお兄ちゃん社長さんだよ」
「しかも従業員もこんなにいるし」
「連絡してみようよ!
お婆ちゃん死んじゃったって教えてあげようよ!」
たまたま会社を経営されている人だったので
話はすぐに伝えることができた。
母のお墓の前で、初めて会った私の兄。
だからと言ってすぐに
お兄さんとも 言えず…。
とても温和で穏やかな兄だった。
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