「社会人になった息子がね。
寒くなったから、温泉につれていきたい!って言うの。
町内にあるスーパー銭湯だったら、
いつでも連れていってあげたいって言うの。
でも私が全盲でしょ。
お父ちゃんも全盲だからね。
旅行なんかいくと、家族風呂なんてのがあるけれど
若いカップルとかさ、子供が小さいとかなら良いけどさ。
この年になってじゃあ40歳の息子と入れやしないからね。
そう。
息子は連れていってくれる女性の友達を見つけろ
っていうんだけれど、そしたらその友達の分の
お金も出すからってね。
はははっ!!
もうね、その息子の気持ちだけで
体温まっちゃってさ。
うーん。結局だれにもお願いしていないんだよね。
遠くの温泉までいかなくたって、
近くのスーパー銭湯でいいから行ってみたいような
気もするんだけれどね。」
先日、盲友の先輩に会った時の話。
そうだよね。
全盲じゃなくたって
足腰弱ってしまった母親や父親を
たまには温泉で温まらせてあげたいって
いう息子や娘沢山いると思う。
そうだ!!
予約して行ったら、
ガイド専門のスタッフがお風呂の
お手伝いしてくれるって言うのは、
良いアイデアじゃないかな?
安全確保って感じで?
どうでしょうか!?
0 件のコメント:
コメントを投稿