2019年4月2日火曜日

お花見気分

先週末、盲人クラブのお花見会に
電車を乗り継いで、桜のきれいな公園まで行ってきた。 

ちょうど桜は満開で、かなり綺麗だったよう。

足元には黄色い菜の花。
それにピンク色の桜は日本を代表する風景の一つ。

しかもこんな風景はあっちこっちにあって、
万民どこでだってお花見ができる。

ょっと寒かったけれど、
大勢の人たちが桜の木の下でお弁当を広げていた。

さて私もクラブ員が集っている場所へと行って、
お弁当をひろげた。

するとガイドさんが、
あのね実はここには桜の木1本も無いんですよ。」

ええ???

説明されてびっくり。

どうやら私たち盲人達が場所取りしていた所
桜の木がなかったらしい。
 
そう盲人たちは桜の木がなくたって、
お酒とお弁当さえあれば、
どこでだってお花見気分になれちゃうんだ。

2 件のコメント:

  1. ぼくはいつもお花見会場で、真面目に花見していたんですよね。
    周りを見渡してみると、みんな酒ばっかり飲んでる。
    『全然花なんか見ていないじゃないか。』
    反発したぼくは、弁当も食べず酒も飲まず、ひたすら花を見ていました。
    穴のあくほど桜の花を凝視していた(笑)。
    桜の花びらはぼくの視線に耐えきれなくなってきて、わずかに震えたあと散って行きました。

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  2. この話、切ないけれども、どことなく楽しさも感じられて、まるで童話の一ページのようですね。

    せいた

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