2019年4月20日土曜日

ボランティアだもの

「ボランティアだもの…
親切でしてくれたんだもの。
弁償とかしてなんて言えないよねえ。」

うーん。そうだよね。

…盲友の話。
なんか目にゴミが入ったとかで、
義眼を外したんだそうだ。
そしたら側にいたボランティアの人が、
すぐそこの水場で洗って来てあげる!
っと言ったので、お願いした時の事。 


「そしたらさ、うっかり義眼を、
流しちゃったんだって。」

そう。代々木公園の水飲み場での事。

で?どうしたの?

「どうしたって。弁償ともいえないよね。
しかも、その辺で売っている物じゃないしね。」 

義眼を作るには、型をとってから作るんだそうだ。

いい物を買うと、なんと1目玉15万円になるんだそうだ。 

そうだよね。
善意でしてくれたならしかたない。
諦めるしかないもんね。  

2 件のコメント:

  1. 人間には無意識のうっかりというのもあるんでしょうけどね。でもそんなこと考え出したらキリがない。
    悪くわるく考えるクセがついちゃう。

    盲者で子供の頃、クラスメイトに囲まれて、「義眼を外して地面に置いてみろ。」って強要されるという意地悪をされた人もいる。
    こっちのほうは、わかりやすい意地悪ですね。
    表情を変えないスっとした意地悪のほうが怖いです。

    まあ、そのボランティアも自分の流してしまった目玉が誰の眼にもつかない暗い下水を延々と漂って行くイメージに苦しめられてトラウマになったでしょうから、許してあげてよかったですね。

    Byせいた

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  2. 丸いんだから滑って流れやすいのは当たり前です。
    これが指輪だったら流れなかったのにね。
    エンゲージリングって15万円くらいでしょうか?
    入れ歯も15万円って聞いたことがある。
    なんでみんな15万円なんだ。

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