関数の勉強だ
全盲の私達に図盤が配られた。
初めて見る。
30センチほどの四角い木の板で、厚さは1センチちょっとくらいのものだ。
板の表面は縦と横に溝が網目上に彫られてある。
次に、釘のようなものが配られた。
その釘を 網目上の十字路のところに刺していく。
この溝がx軸、y軸は縦だ。
xが1で、yが1…
溝を辿りながら、言われた所に釘を刺していく。
釘が行儀よく斜めに1列に並んだ。
次に輪ゴムが配られた。
釘の列の端から端へ輪ゴムをかける。
正比例のラインができた。
問題が難しくなっていくと、この釘を刺しながら説明をしてくれる。
テストの時も、答えを釘で表してから順番に先生の所に持っていって採点してもらう。
この盤を使って、関数の勉強をしていった。
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