自分の顔、子供たちの顔、他人の顔…
7歳まで見えていた私は、顔には色んな種類があることを知っている。
いっくら触って、それぞれのほほや鼻や眼の形の違いはあっても、
見えた時のような顔を想像することはできない。
どういうわけだか親と弟の顔は全く思いだせない。
幼稚園で、色白のかわいいりょうこちゃん。
学校で隣の席の男の子。
どうでもいい人たちの顔は思い浮かべられるのに、なぜ身内の顔は思い出せないんったろうか?
やさしそうな顔だよ。
怖そうな顔だよ。
冷たそうな感じ。
など聞かせてもらえると、とても参考になる。
私たちにとっては、声が顔になる。
声と話し方が顔のような感じになっている。
なんとなく人柄が感じられるんだ。
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