生徒指導部の先生から電話があった。
月曜日までに金髪を黒髪にしてくるようにとのことだ。
長女に確認すると、もう染め直したから心配ないからっと言う。
妹たちにも確認すると、黒っぽいとのことだった。
しばらくして、また生徒指導部の先生から電話があった。
授業中、机につっぷして寝ていたところ、
数本の金髪がチョロリ見えたらしい。
近くに行って、よくよく観察され、ちょいっと頭のてっぺんの黒髪をひっぱったところカツラだったという。
思わず、私は大声で笑ってしまった。
「お母さん、笑っている場合ではないですよ。」
と、叱られてしまった。
本人は先生が言われましたように、校内では黒髪でいたわけですから問題はないとおもうのですが。
と、押し切って電話を切った。
あやうく私まで学校に呼び出され指導されるところだった。
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