2017年10月19日木曜日

おうえん

友達の全盲のママは中学生の息子のバスケの応援に行ってきたというので色々聞いてみた。

私の三女は小学生の時に女子サッカーチームにお世話になっていたので、応援しに行ったことがあった。

親たちは車を出して子供たちを乗せていったり、お茶や濡れたタオルを準備したり、時には豚汁なんかも大鍋で作ったりもしていくんで私はできないこともあってほとんどお任せしていた。

たまに応援に連れていってもらうと椅子を出してきてもらったり、ちょっと移動するにも手をひいてもらったりと迷惑かけてばかりだったので気遅れして行ってあげなかった。

友達に、私は応援がイヤだったと伝えると、彼女は明るく、そんなことはなく私の場合はとても楽しいと言っていた。
大声を出して他のママたちと一緒になって応援するという。

彼女は全盲でありながら一般の大学を卒業しているから、目の見える人たちの間で過ごしてきたんで、強く明るい精神でいられるんだろうと思う。

先日社会人になった三女に聞いてみた。

「お母さん応援に来てくれたとき、すごく嬉しかったよ。
だけど、ちょっと後ろで椅子に座ってとき、つまんなそうにしてたこと、まだよく覚えてるよ。」

しまった。
今更だけれどやっぱり顔に出ていたんだ。

応援のママたちの列に積極的に入って声出していればよかった。

杖を持ってても三女は応援に来てほしかったと言った。
もっと行ってあげておけばよかった。

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