「このインターホンは、埼玉県建築物バリアフリー条例、視覚障害者の移動円滑化経路の誘導のために設置しています。誘導の必要な方はご利用ください。」
数年前に近くの駅前の空き地にウエルシアができた。
歩道を歩いて、ウエルシア側の敷地を確認していく。
草たちが足をくすぐるけれど、白杖がコチンと当たったのがこのインターホンのついた柱だ。
インターホンを押すと、店内から店員さんが飛んできてくれる。
歩道からは広い駐車場を抜けていくので、お店の扉を見つけるのが難しい。
ウエルシアは薬、雑貨、野菜、デザート、冷食、パン、けっこう品数がおおい。
しかも夜遅くまでやってくれている。
私は店員さんに手伝ってもらって、ねぎと卵とうどんを買って、
パパの好きなビールも2本買って、
それから私の好きなゼリーも、ある種類全部読んでもらって、少し悩んで二つ買った。
店の前の横断歩道も渡らせてもらう。
左手に下げた荷物の中のビールが冷たい。
一人で買い物ができた。
冷蔵庫に準備されたものじゃなくて、今買ってきたものをすぐ食べれるんだから
品物も気持ちも新鮮でいい。
埼玉にはすてきな条例があることを知った。
ほかのお店にも広がっていくといいのにな。
みんなに知らせてあげてほしい。
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