2017年11月22日水曜日

ブラインドクック3「ほうれん草のおひたし」

まずは葉っぱを洗う。

水道のしたで、ひと茎ずつ洗っていく。
何枚かの葉の茎を外側に開いて指先で根っこの内側をこする。
砂が入っていたりする。

こうしておけば、いちばん栄養のある根っこを食べられるから。

次に茹でる。
ぐつぐついっているお湯の中に、ひと茎の葉を根っこの方から入れて、葉の先も無理やりお湯の中に押しこむ。

すぐにやんわりするので、箸でつかんで水の中に放す。
これを繰り返す。

面倒のように思うかもしれないけれど、あっというまに湯がかれるし、茹で具合を箸で感じることができるからいい。

一把ごととかまとめて茹がくと、小さな葉は茹で過ぎてしまう。

また、沢山の葉っぱを鍋にいれると、ついうっかり何枚かがヘタから逃げだしていたり。
それにガスだったりすると燃えだしてしまったりするから、必ず鍋のふちを確認しなくちゃならない。

次にまとめて切る。
根っこを揃えてまとめて軽く絞る。
まな板の左側に根っこを左に向けて、左右長く置く。
根っこの部分は切りおとす。

切り口から左のゆび3本、人差し指、中指、薬指を並べて、おひたしのほうれん草の長さをきめる。
並べた指の人差し指の脇に包丁あてて、ゆっくり切る。
そしたらまた切り口に薬指の端を当てて、ひとさし指の脇を切る。

こうして切るとほうれん草の長さを揃えて切ることができる。
盲学校の家庭科の先生に教えていただいた技。

次に盛り付け。
お皿に切ったほうれん草のまとまりを切り口を上にして、4個、2個、2個で寄せて置く。
または横に倒したまま、2列でもよいらしい。

上にかつおぶしなんかかけていただく。

注意:かつおぶしは扇風機の風に飛ばされてしまうとのこと。
なので夏の冷やっこの上のかつおぶしにも注意。

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