子供たちがまだ小学生の時のことだ。
義理の母のところにパパと遊びに行った娘が帰ってきた。
帰って来ると、すぐさま1年生だったか2年生だったかの三女はべそをかきながら私に訴えてきた。
ちょうど、いとこも遊びに来ていたらしい。
同じ年ごろの仲良しのいとこの子と遊んでいたら、義理の母が駅の方まで買い物に連れて行ってくれたとのこと。
義理の母は、彼女のめいっこの結婚式に出ることになっていたらしい。
「あっちゃんは結婚式に連れて行ってやるから、リボン、かわいいのを買ってやろうね。」
と言って、あれこれ色んなリボンをいとこの 頭に乗せては吟味していたらしい。
三女も自分で色んなリボンを頭に乗せて、いとこと笑いあっていたらしい。
おばあちゃんに、ピンクのリボンが欲しいと手に渡したら、それを棚に戻しちゃったという。
頼んだのに自分は結婚式に連れて行ってもらえないし、リボンも買ってもらえなかったという。
私は、背中と頭をなでてあげた。
うちには七五三の時に撮った記念の写真がある。
それには、私とパパと4人の姉妹が笑いながら写っている。
あの日、写真やさんに行く時、長女のお友達を預かっていた。
だから、写真やさんにけいこちゃんも一緒に行ったから、写真の中にも一緒にいたんだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿