東洋医学では長さを尺と寸で表している。
一尺はひじの曲がる内側の関節のところから手首の間節のところまでを一尺としている。
なので、その十分の一が一寸。
なので、ひとによって年齢によって尺の長さが変わるから一寸も変わってきてしまう。
だいたい人差し指と親指とで丸を作ったときのひと指し指の先から第二関節のところまでがその人の一寸なんだそうだ。
治療家は患者さんの尺部をさあっと撫でるとその人の一寸が体験的に分かってしまうとのこと。
つぼたちは、からだじゅう居場所がちゃんと決まっている。
関節から何寸のところ、といった感じで。
そして目標とされたつぼは治療家の指先へ微細なサインを送ってくるという。
それはちょっと指が引っかかるような、ちょっと油がくっついているような、へこんでいるような、出っぱっているような…。
肌ざわりの悪いなどと、色んなメッセージをミックスさせてサインを送っているんだ。
そのつぼたちの微細なメッセージを指先で読めていける人が腕のいいはり師となっていくんだ。
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