娘の次男くん3歳とブロック遊びをしていた。
次男君はさっきからだまっておなじ形のぶろっくを積み重ねて線路をつくっているようだ。
「すっごくながいね。ここ電車がとおるんでしょ?車かな?」
たたみの長さほどにもなりそうな長くながくつなげたブロックの作品を触ってかれに聞いてみた。
「ちがうよ。これキリンのあしなんだよ。」
「え?きりんって足が4本あるからおんなじの4本つくんなくっちゃでしょ?」
「きりんのあしは1こでいいんだよ。」
そういえばこのあいだ娘は近くの動物園に子供たちをつれていったと言っていたっけ。
きりんのところでは柵から長い長いキリンのあしをみていたんだろう。
この1ぽんのキリンのあしはキリンのあしがどんだけか長かったっという驚きを表現しているんだと気がついた。
「きりんのあしは長いね。」
「キリンのあしはながいんだよ。もっとながいんだよ。」
この子は絵をかいてごらんと言われたら画用紙いっぱいにキリンのあし1本をそれは長く長く描くんだろう。
こういう感性は大切にしなくちゃ。
きりんのあしは4本なくちゃなんて言ったらふつうになってしまう。
「きりんのあしはすっごくながいんだね」
その日のお夕飯みんなで食べているときに、キリンのあしが長くてびっくりしたことを次男君のブロックのおかげで知ることができたってことを皆のまえで言って次男君にありがとうを言ったんだ。
教えてもらってよかったと言ったんだ。
食事がおわるとまたブロックをはじめた次男んくん。
びっくりしたことなんかをこうしてありのままに表現していけることを大切にしていきたい。
大切にするってことはキリンのあしが長いことにびっくりしているんだから私たちもびっくりしてほんとにそうだと思うことかな。
まだまだきりんのあしは長くなっている。
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