2018年2月12日月曜日

車内アナウンス

「席を必要とされる方に
席をお譲りいただけますよう
ご協力をお願いします。

また席を譲って頂きましたら
感謝の気持ちを表しお礼を言いましょう。」

親切に声をかけてもらったり、
席を譲ってもらったりしても、
ろくすっぽお礼を言わない盲人に出くわすと聞く。

「池袋で盲人見かけたから、声掛けたらね

結構です。

って手を払われちゃって気分が悪かったよ。
もう過去にも何度もあるよ。

でも親が盲人だからめげずに
声掛けさせてもらってるけれど
勇気出して声掛けたらあんな風に言われたら
もうしたくなくなっちゃうよね。」

こんな話を聞く度に、

盲人だってイライラしているし
朝、彼女と喧嘩してきたかもしれないし、
根っから常識の知らない人だっているし、
そんなこと言わないでまた声かけてあげてよね。

っと言い訳してあげている。

特に一人で上手に歩いている盲人たち。

通勤や通学で、杖を担いでだって
歩いていける位、慣れている道なんかだと
声を掛けてくれた人たちに
つれない返事をしていくようだ。

まったく自分のことしか考えてない。

自分は分かるけれど、
この道を初めて歩く盲人だってくる。

せっかく勇気を出してくれた人にまったく失礼だ。

どうぞと譲ってくれた座席。
次降りますからいいですって?

例えひと駅だって座らなきゃ、
譲ってくれたひとに悪いでしょ!

立ち上がってしまったその人
どうしたらいいんですか?

もうもう、そんな話を聞くと
頭にきてイライラ。むかむか。

困った時ばっかり、
あれしてくれこれしてくれ
ガイドの仕方が悪いだのって、

ありがとうの一つも言えないでさ。

車内アナウンスで健常者に向けて
良心に訴えたアナウンスしてるんだから

譲ってもらった人たちへだって、
人らしいお礼を言いましょって、
社会的教育していったらいいんだ。

特に盲人は目が見えないことをいいことに、
他人の顔色や混雑した中、
盲人が通ると思えば黙って道を
空けていてくれたりする。

そんなことを説明してくれる人もいないし
だから、分かんないままでいるんだ。

道をあけてくれている人たちが
「道あけましたよお。」

って、みんなで言ってやればいいんだけれど、
健常者の皆さん、奥ゆかしいから、
それと面倒なことには関わりたくないから、
そっとそっと逃げていくだから
盲人は悠々と歩いていける。。

まったく声をかけてくれた人に、
たまになんだから

お願いします

とその親切をうけるのも親切のことだ。


もう腹がたって腹がたって頭痛がしてきた。

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