2018年4月26日木曜日

競馬場

















先日、盲友に
ガイドさんと一緒に
府中の競馬場に
連れて行ってもらった。

入場料は200円ちょっと。
めちゃ安い。

園内は広々としていて
初夏の風が吹き抜けて
とても気持ちがいい。

若いカップル
それになんと赤ちゃんの声 
子供達のはしゃぐ声。

酔っぱらったよれよれのおじさんは
一人も見当たらない。とのこと

ゆるーいスロープが続いているから
歩きやすい。

それにあちこちに馬券を買える
販売機が設置してある。

食堂もたくさんだ。
うどんもカレーも焼きそばも
どこも椅子がなくて立食。

私達は馬場をぐるり囲んでいる
手摺に並んで2,30メートル先の
コースを走っていく馬達の気配を
聞き入った。

ぶるるううーん。
とよく馬達の溜息かな?
聞くことできた。

白馬2頭に赤い上着を来た人達が
出走する馬達を先導していく。 

へえ。そんなサービスあるんだ。
中世の貴族みたいらしい。

それ!スタート。
私は馬連3と1、
3と4を買っている。 

「どれが1番?」
ガイドさんはラジオのアナウンサー
じゃないから口が回らない

番号だけでいいから
1番から3番まで言い続けて!! 
どうなっているんだか
知りたい私は大勢の歓声の中で
叫ぶ!

「えっと。3。1。7。3。1。7。
あ!3。1。8。
8が来ましたーー!!
あー。1抜かされ3に8
3。8。ですよ!」

あーあ。何で?
私達馬見えないけれど
ほとんど見えている気分。 

歓声が向こうの方から
湧いてきている。

私も盲友も大声出して
賭けた馬達を応援した。

ガイドさんの馬達の番号
叫んでいてくれたおかげで
すっかり興奮してしまった。

あーあ。いい所まで1番
きていたのに。

3と8で勝った盲友。 
大声で笑いまくっている。

コースの脇の広ーい芝生の所で
ビールみんなでご馳走になった。

紙コップに盛り上がった
ビールの細かな泡を
風達が味見していく。

私は初めてだったから
ちっとも当たらなかったけれど
何年も研究している盲友は
良く当たる

だけれど、真似した時に限って
外してくれるから 
嫌になっちゃう。

この馬はウォッカ
というらしい。

きっと有名な馬なんだ。

とんとんと軽く叩いてみると
木のような感じだ。

等身大と言うから
本当に大きい。 

ウォッカの周りをロープで
遮ってあったから
全身を触るわけには
いかなかった。

残念。

トロイアの戦いで
兵士を隠し入れて
敵に送った木馬は
こんなだったのかな?

このウォッカ
盲人達の子供から大人達までに 
触らせてあげたい。

私達はほとんど本物の動物なんて
触ることできないから
ぬいぐるみのように
変形されていない
こんなふうな本物と同じ物
特に等身大って言うのは貴重だ。

盲人の施設に寄贈して
もらえないかしら? 

JRAからの等身大の馬の寄贈
みんなから喜ばれますよ。

それに騎手達の上着や鞍
揃えられていたら
すっごく素敵。
  
喜ばれるだけじゃなく
立派な教材。

私達いっくらいい説明やら
文章読んだって
ここまでは想像することなんて
できないから。

ぜひ検討していただけないでしょうか?

騎手のみなさんからも
お願いしていただけませんか?

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