私は家の家事援助に来て下さったヘルパーさんに聞いてみた。
ゴキブリの糞があるからと説明して下さった。
「どこにありますか?」
糞なら触ってもいいから知っておかなければと思った。
冷蔵庫の一番下の袴っていうのか
横長の外すことのできるパーツを外した。
ヘルパーさんは私の手を持って、冷蔵庫の前側の脚のすぐ脇の床を触らせてくれた。
冷蔵庫の下だから隙間は少しなので暖かい。
「このポツポツある胡麻みたいな砂粒みたいなのがゴキブリの糞なんですか?」
その辺りだけ集中してポツポツがある。
冷蔵庫の下や真ん中あたりにはないようだ。
明らかに埃とは違っている。
ゴキブリは小さいと聞いていたのに、体の割にはずいぶん大きいのをするもんだ。
ヘルパーさんによると
ゴキブリはいつも同じ道を通って行くから糞のある所にゴキブリホイホイを仕掛けておくんだそうだ。
ゴキブリホイホイの箱を組み立ててもらったのを見せてもらった
箱の底にはガムテープのようなベタベタがあって、それがゴキブリ達の足をくっ付けてしまうんだそうだ。
何だかひょっこりひょうたん島の中で出てくるような発想みたいだと笑ってしまった。
私は罠のかけ方を覚えた。
ゴキブリキャップと言うのも知った。
おままごとでハンバーガーにできるな。
なんて思いながら窓やらドアやら置いていった。
ゴキブリホイホイを買って来たってこんな風に丁寧に組み立て方を教えてもらわなければさっぱり分からない。
覚えてしまえば、
簡単なものだけれど
表示が読めないから
こうして手をとって教えてもらわなければならない。
新築の県営団地に
引っ越して来て
間もなかったのに
こんなにゴキブリが
出てくるとはびっくりしてしまった。
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