そうですね。
100キロの伴走は大変ではありますけれど
やり甲斐はありますよ。
自分の忍耐力も問われますしね。
50キロ位で変わったほうがいいですか?って?
いいえ。
そんなことはありませんよ。
大会の開かれる場所にもよりますけれど
坂やら砂道などありますし
また気温が高かったり
寒かったり雨や雪だったりと
自然に挑むレースでもあるんですよね。
しかも時間が10時間以上と長丁場ですからね。
弱音は許されませんよ。
伴走は安全に道を案内する
ってことはもちろんですけれど
一緒にあのきつい坂を上ったんだとか
みぞれの中走ってきたんだとか
のどが渇いたとか
靴がぐちょぐちょだとか
二人とも一緒だからこそ
同じ辛さを乗り越えてきているんで
だからこそ同じ辛さで
60キロ、80キロと
気持ちを合わせながら
次の1歩を踏み出していけるんですよ。
70キロ位でピンシャン元気のいい人に
伴走変わったとしたら
70キロの辛さを背負った盲人の気持ちや
疲れが分からず
伴走していくことになるじゃないですか?
距離が長くなればなるほど
一人の伴走者のほうがいいんですよ。
僕らばかりが盲人の人を
サポートしているように
思われているようですが
責任を持たせてもらうおかげで
1人だけでは感じえないものがあるんですよ。
筋力はもちろんですが
忍耐力精神力
追い込まれた時に
より良い伴走をしていくことが
自分を高めさせてもらっているんですよ。
いや。ほんとなんですよ。
ウルトラマラソンの伴走をさせてもらってから
度量が広がったといいますか
自身がついたといいますか
ぼくの人生にプラスだったってことは間違いないんですよ。
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