大人になってから読んだ本でも
とっても良くて涙が出てきてしまったり
朝まで一気に読んでしまったりと
良い本との出会いは若いころと同じ。
熱意に変わりはない。
だけれども、あんなに泣きながら読んはずなのに…
ちょっと経つと、本当情けないことに、
内容の殆どの所を忘れてしまっている…
登場していた人たちの名前がすぐに思い出せない…
夢中にさせてくれる小説って、
なんか、ちょっとぬるめの温泉に、
ゆら〜り浸かっているのに似ている。
小説の中にを沈めているのも、
お湯の中に沈めているのも同じようだ。
その時は何も考えずに
体中預けっぱなしで最高に気持ちがいい。
小説読み終えた時と、湯船から上がった時
これ、どちらも余韻を残して、気持ちがいい。
だけれど少し時間をおくと、
気持ち良かった事だけ覚えていて、
どっぷり浸かっていた
あの、生の感じを忘れてしまっている。
私の気持ちを温めてくれるのは、
夢中にさせてくれる小説。
体を温めてくれるのは温泉。
だけれど一人じゃ行けないから、
とりあえずバスクリン(入浴剤)で、良い香りの
内湯で我慢しておく…
この時期は冷房の寒さと、外の暑さで体がだるいから、
心身共に大事にしてあげなきゃね。
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