2018年10月18日木曜日

作文の意味

「我が子に教える作文教室」と言う 
清水義範さんの本を読んでいた。 

毎日書いている 
この文章がちょっとでも 
上手に書けるようにと。


作文を書くと言うことは 
自分を守ることだと言う。


どういうこと? 
その意味が分からなかった。
 
自分が感じた気持ち 
感情、その時の状況
それを、小さな時から 
言葉で話し、表現をする力を
付けていかなければならないと言う。
 

虐待を受けている子供達は 
その表現方法が分からないから 
人に伝えることができない。 

貧しい国では 
労働させられている 
子供たちが沢山いるらしい。  

文字も知らないし 
学校にも行っていないから
それを表現することができない。 

その子供たちを救いに
行った人達に何1つ話ができない。 

言葉のない子たちは 
無感情になり 
ひたすらコーヒー豆の袋を
背負って歩き続けている
だけだと言う。 

少し前に5歳の女の子が 
「ゆるしてください。」
などとノートに
書きつけてあって、 
真冬暖房のない部屋で
死んでしまったと言う
悲しい事件があった。 

あれは、あの子が
文字を書いていたから 
その悲惨さがみんなに分かったんだ。

 
戦争のない今の日本だって 
泣くことはできても 
表現方法を知らなかった 
子供たちや
小学生たちや 
若者たちが 
つらい思いをし続けていたり 
死んでしまったりしている。


4歳5歳の 
孫ちゃん達には 
幸せな人生を送って
もらいたいから、 

しっかり話をして
もらおうと思う。 

『それで?』 
『どんなだったの?』 
『なにいろだったの?』 
『どう思ったの?』 
『それは好きなの?』 

など、
色々質問もしていこう。

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