「お買い物に行ってくるけど何か必要なものはない?」っと、
2女が電話をしてきてくれた。
後ろでは孫ちゃんたちの笑い声。
「じゃ、太郎君にお願いね。
卵と牛乳3本ときゅうりね。覚えた?
あ、そうそう、もやしもね2つね」
「うん。え?待ってね!ママぁ!!紙と鉛筆貸して。」
どうやらメモをとるらしい。
まだ字があんまり読めないから絵を書くのかな?
「ねぇママ”た”でしょ?待って?どうやって書くの?」
横に2本書いて〜っと、2女が教えている。
私は電話越しにその様子を静かに聞いている。
「書けたよぉ〜!メモ、ポッケに入れたから買ってくるね。」
「じゃあ、ありがと。
お礼に太郎君と次郎君の好きな
飲み物買っていいよ。きをつけてね!」
この春1年生になる太郎君。
字を知らないけれどメモを書きたいっ!
という気持ちがいじらしくてかわいい。
スーパーへ行ってメモを開いて。
さっき覚えたての字を見ながら
たまご〜っと読んでいるんだろう。
重たいレジ袋を私の手の所まで持って来てくれることだろう。
そのメモとやらも、大切にとって置きたい気分。
近藤まりえの「かたづけ上手」が海外でも流行っているみたいですが、ぼくの母親もかたづけるのが好きで、なんでもかたっぱしから捨てちゃうのですよね。やみくも捨て(笑)。
返信削除おかげさまで、ぼくの頃の思い出の品々はなんにも残っていないというわけなんです。