『走るスピードの速い人たちは
足の動かし方がダダダダーッ!って
ミシン踏んでいるみたいに速いんでしょう?』
「あのね、ゆっくり走っている今のこのリズムと、
1キロ5分で走る時くらいのリズムって変わらないよ。
いい?実験してみようよ。」
『1、2、1、2…』
私はゆっくり走っている時のリズムを口にする。
伴走者が徐々にスピードを上げていく。
風が強く顔にあたってくる。
『1、2、1、2…』ホント!本当だ。
足の歩幅は大きくなって心臓は
ドキドキしてきているけれど、
1、2、の速さは同じだ。
そんな!?本当なんだろうかあ?
何度かやって見せてくれた。
やっぱ同じ事だった。
佐々木監督の本にも小出監督の本にも
金哲彦の本にもこんなビックリすることは書いてなかった。
15年も走ってきたけれど、気がつかなかった事。
ふうーん。そうなんだ。
早く走るようになるって、
足の回転を早くすることだけじゃあないらしい。
24時間テレビの100Kmチャリティーマラソンは、芸能人ばかり走らせるんじゃなくて、障害を持ちながら走りを趣味にしているかたたちに走ってもらったらいいと思うんですよね。自分の能力に合わせて走る距離を決め、次々にたすきを渡して行ったらいいのです。 byせいた
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