2019年4月9日火曜日

枝垂桜

皇居の周りには沢山の桜の木があるらしい。
走りに行ったらそれはそれは大変な混み様だった。

私の町の盆踊りのお祭りよりもすごかった。

大勢の外国人もいたようだ。

「これ枝垂桜ですよ。」

見物客の少ないところで触らせてもらった。

割り箸よりもっと細いごつごつした枝に、
何かしっとりした物が固まってくっ付いている。

それがピンク色で小さな花が連続して
ついているから、とても綺麗なんだそうだ。

へえーへえー!としか言えない。

まだチューリップやバラみたいな大きさなら
形や花びらのねじれ具合なんかも分かるから、
可愛いと言われれば、

そうかぁ。こういうのが可愛いっていうんだぁ。と、
学んでいける。

けれど、桜ときたら匂いは無いし、花だって、
ごちゃごちゃしていて、私の指先では花びらだって
花の形さえも全く分からない。

桜はやっぱり目の見える人達の物なんだろう。

私たち盲人にとっては綺麗だよっと、
言葉を聞くんだ聞き桜かな。

1 件のコメント:

  1. 桜といえば、時代劇「遠山の金さん」ですね。容疑者たちが『滅相もございません。』ってシラを切り続けたら、最後に怒っちゃって、
    『このタトゥー、忘れたとは言わせねえぜ!』と、もろ肌を脱いで、桜吹雪のタトゥーを見せちゃうという。
    みんなが忘れてたら大変なことになるでしょうね。
    『わたしの中では記憶にございません。』だって。
    その前に、金さんがもろ肌を脱ごうとしたら、右腕が着物の中で引っかかっちゃって、脱げなくてみんなから笑われてんの。
    仕方ないからいったん着物を元に戻して、いずまいを正していたら、下のはかまがストンと落ちてふんどし姿をさらしちゃったりして、北町奉行の歴史に綿々と語り継がれちゃうぜって。

    Byせいた

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