2019年4月24日水曜日

高校生です1

…あれ??もうそろそろ…
T字路にぶつかるはずなんだけれどな。

あれ?もう何百回と通っている
駅から自分家への帰り道。

最初にある小さな十字路。
真っ直ぐに渡ったつもりが、
左の道に入ってしまったのかもしれない。

しかも22時過ぎ。
ジム帰りで遅くなってしまった。

こんな時間に誰も歩いてやしない。

はて…?困った…

道を間違えていることは確かだ。
耳を澄まして電車の音が聞こえてこないか、
耳をすましてみる。

あ!歩道があった。 
登ってみる。
家の裏手にある歩道は、
んなに高さはなかったはず。

じゃあ、ここは?

「あの〜?大丈夫ですか?

まさかこんな時間に天使の様な男性の声。

「あ!助けてください!
私の家こ近くにあるんですけれど、
道に迷ってしまって、困っていた所なんです!
家の近所で野宿するところでした!
どちらが駅になりますか?
銀行はどこですか?
私の背中を、駅の方に向けていただけますか?」

「じゃあ、ここからだと…」 

親切に教えてくださったのが高校生。
 

1 件のコメント:

  1. ふだん慣れているルートでもたまにそういうことってありますよね。

    やっぱり白杖を進化させて音声ナビゲーションをつけたらいいと思うんですよね。

    あるいは正しいルートを外れた場合、バイブレーションでお知らせするとかね。

    国は他国のノートルダム大聖堂とかにお金を出すんじゃなくて、身障者用の機器にお金をかけなさいつーの。

    Byせいた

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