2019年3月23日土曜日

許せない

分からないままに避妊手術させられてしまった
障碍者の人たちに賠償金が支払われることになった。
と、ニュースで聞いた。





…もう50年も前のこと。

私の実家の近所の家の話。
そこの家には知的障碍者の女の子がいた。

畑仕事や洗濯などは上手に出来ていたらしい。

「弱ったよぉ。また腹がでかくなってきちまってよ。
どうすべえなぁ」

その子よお母さんが、
私の母と話をしていた

同じ障碍者をもつ親として仲良くしていた。
中絶するにも大金がかかって、
してあげれないとも言っていた。

もちろん相手が誰だかなんてわからない。 

「どうせ相手はその辺の野郎っ子だんべ」と。

ある時は畑で子供を1人で産んで、
へその緒を付けたまま、
大声を出して泣いていたこともあったという。

私が高校生くらいになるまでに、
7回も妊娠させられてしまった。

あの子に妊娠させた近所の男達から、
慰謝料をとってやれ!と、私は言いたい。

そういう理性のない男達こそ裁いてもらいたい。

もっとも悪いのが、そういう人たちだ。

その子が、誰に何をされているか、
分からないだろうと、もて遊んだ男たちを、

私は絶対許せない。     

1 件のコメント:

  1. 人はみな無意識に言葉や動作で傷つけ合ってしまうもので、あとから思い返して「しまった!」と思ったりもするんだけど、それが許されるのは無意識だからです。

    もし、「地獄行き」の要件があるとすれば、それは「自分が何をやっているのか充分にわかっていながら意識的に人を傷つける人間」でしょうね。

    意識して人を傷つけることのできる人は地獄行きです。

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